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「余計なこと」

 久美堂の井之上賢一社長の長男・健浩氏と香奈子さんの結婚式が11月17日、帝国ホテルで行われた。業界3者と関係団体、作家、国会議員、町田市長など、515人が一堂に会し、これまで見たことのない規模の披露宴となった。

 帝国ホテルに聞くと、500人以上の着席型パーティーは「ないことはないですが、珍しいですね」という。

 席次表は一枚に収まりきらず、小冊子にして配布。その参列者は業界の重鎮ばかりで、テーブルごとに首相サミットができそうである。

 席にはグラスとナイフ・フォークが少しの隙もなく綺麗に配置され、キラキラしてる。久美堂関係者によると、料理、酒は全て最高級のクラスで、一切の妥協をしなかったという。お金の話は控えるが、やっぱり凄いのである。

 健浩さんとは先日、ゴルフを一緒にさせてもらったばかり。印象的だったのは「言い訳をしない」ことだった。多くの方はライや風やスウイング分析やら、ミスショットの理由をなんとなく口にするが、彼にはそれが一切ない。

 高校・大学時代にラグビー部だった彼は、ゴルフをはじめてまだ2年というが、ドライバーは良く飛ぶ。どこで覚えたのか知らないが、ボールを潰して弾くことを知っている。

 ややこしい技術論はさておいて、ボールは280〜300ヤード近く飛ぶ。その行方は左右45度にブレまくっているが、真っ直ぐOBになる軌道は見ていてもため息がでるほど羨ましく、楽しくもある。
 そして、ひたすら走り、カップインすると余計なことは何も言わないで打数だけを申告する。

 だから、なぜか信用できるのだ。

 「懇親ゴルフ」という甘えもなく、オベンチャラもない。私がそうありたいと思えるようなプレーぶりであった。

 今回の豪華な結婚披露宴を見て、「お前が偉いんじゃないぞ。勘違いしちゃダメだ」と釘を刺そうとしたが、その必要もないのであろう。

 余計なことを言わないのが、いいのである。

 

社長 丸島基和

(2007/11/19)

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