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2006年5月

小学館、減収減益の決算

5月31日、株主総会を行い決算・役員人事案が承認された。売上高1481億5700万円(前年比4.1%減)、経常利益41億2700万円(同24.8%減)、税引前利益42億3900万円(同21.8%減)、当期利益19億8500万円(同13.8%減)。
雑誌・書籍の売上げは減少したが、広告収入で同3.9%増の実績を残した。
役員人事は改選期ではないが、中村滋常務が専務に、亀井修取締役が常務に昇格。新取締役に広岡克己、時津和男の2氏が選任された。また、監査役に集英社の山下秀樹社長が就いた。新執行役員は篠田孝夫、黒川和彦の2氏が選任された。
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【5月31日更新】

小学館パブリッシング・サービス、国近氏が退任

5月26日の株主総会で、顧問だった国近紘一氏の退任が決まった。今回、役員の新任・昇任はなかった。

【5月31日更新】

三省堂、「大辞林」を11年ぶり全面改訂へ

創業125周年の記念事業として「大辞林」第3版を10月27日に刊行することを決めた。1988年11月に発売した後、95年に第2版改訂版を刊行し、これまで150万部を発行している。また、10月上旬には「ウィズダム英和辞典」第2版を刊行すると同時に「ウィズダム和英辞典」も新たに発売する。
電子辞書が普及し、紙媒体の縮小が余儀なくされているなか、八幡統厚社長は「日本の伝統でもある言葉の文化の発展に力を尽くしたい。今年は勝負の年である」と並々ならぬ決意を示している。

【5月31日更新】

幻冬舎、東映アニメとDVDを書店で販売

東映アニメーションが製作するDVD「画ニメ」を書店ルートを中心に幻冬舎が販売する。発売は8月1日で、8タイトル。続いて9月下旬に2タイトル販売する。価格はすべて3129円(税込み)。書店への卸正味は未定だが、買切りではなく、仕入れの半分は返品できる条件にするという。幻冬舎の見城徹社長は将来的に、「『画ニメ』に賛同いただける作家やアーティストなどがいれば作品化することも考えられる」と話している。「画ニメ」はアニメでも映画でもない新たな映像表現で、静止画を中心にナレーションなどが入った作品。
詳細については公式サイトへ。

【5月30日更新】

昭文社3月期連結決算、減収増益に

昭文社の平成18年3月期連結決算は、売上高が前年比4.6%減の171億2500万円。市町村合併による買い替え需要が伸びず、第4四半期に投入した新年度商品の入れ替えで返品が相次ぎ、出版事業が5%以上落ち込みマイナスに。利益面では営業利益が19億5100万円(前年比18.3%増)、経常利益が19億0400万円(同18.7%増)。地図データベースの利用による制作原価の圧縮で二桁増に。当期純利益は10億7400万円(同17.7%増)で、前期に続き減収増益決算。
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【5月30日更新】

【出版科研の書籍・雑誌販売額調査】4月期は対前年比8.7%減と大幅減

書籍が対前年比2.3%減、雑誌は同13.3%減と2桁の落ち込み。雑誌は、発行部数・金額ともに振るわなかったことに加え、稼働日が1日少ない、返品率が大幅に上昇したなど、悪条件が重なった。返品率は、書籍が前年同月比0.6ポイント減の 37.0%、雑誌が同4.1ポイント増の39.2%。なお、1〜4月期は前年同期比2.5%減とマイナス成長。

【5月30日更新】

【日販の書店売上調査】4月期は対前年比1.4%増と4カ月ぶりに前年を上回る

ジャンル別ではコミック、文庫、新書、児童書、学参書、実用書、文芸書、ビジネス書が前年を上回り、特に文庫、新書、実用書が2桁の伸びを示した。規模別では50坪以下、立地別では商店街が前年を下回った。この規模・立地はここ1年以上にわたって苦戦している。客単価は前年比2.4%増となった。

【5月30日更新】

CCC、書籍のネット通販を開始

29日から書籍のネット通販をツタヤオンラインのサイト「TSUTAYA online」(TOL)で開始する。携帯電話とパソコンの両方で利用でき、取扱い点数は80万点・180万冊。初年度売上げ20億円を目指す。商品供給は日販との共同出資会社MPDが請け負う。TOLの総会員数は5月上旬に900万人を突破、うち7割が携帯電話の会員という。

【5月29日更新】

公取委の「集中度」調査、上位取次3社で83%

公取委は平成16年の「累積生産・出荷集中度データ」の調査結果をホームページ上で発表した。「書籍・雑誌取次業」の上位3社の集中度は出荷金額ベースで83.0%。昨年より0.6ポイントの上昇となった。平成5年の73.1%と比較すると11年間で約10ポイント増加していることがわかった。
公取委「累積生産・出荷集中度データ」はこちら

【5月29日更新】

ジュンク堂書店池袋本店、6月11日から「大江健三郎書店」

7階理工書フロア特設会場で12月10日まで、大江氏が選んだ書籍を販売する。開店日の午後2時から、同氏による挨拶とトークショーを開催。同店の「作家書店」コーナーの店長は7人目。

【5月29日更新】

大学出版部協会、新たに2大学が加盟

5月26日開催の総会で、武蔵野大学出版会、ケンブリッジ大学出版局の入会を正式に承認。会員数は30に拡大した。

【5月29日更新】

【人事】小野包装

このほど、代表取締役社長に小野一佳氏が就任した。前社長の小野壽勇氏は取締役会長に就任した。また、新任の取締役(総務部長)に清水昭次氏が就任した。

【5月29日更新】

TIBF、「仕入特典」に100社超

7月6日から開催される東京国際ブックフェアで100社以上の出版社が「特別報奨」「献本」「特別正味」「グッズ進呈」「サイン本」「優先配本」などの特典を付け、書店の注文に応じる。場所と期間を限定して行う書店市会の特典は年を追うごとに多様化され、実施出版社も増えている。

【5月26日更新】

日書連・丸岡会長、取引慣行の弊害是正、取引条件改善へ提言

5月26日に開いた第18回通常総会で、経営実態調査を受けて「読者の視点に立って、1.書店マージンの拡大、2.支払い差サイトの延長、3.返品未入帳の改善、4.委託・返品期限の延長等で、物流面の改善を図り、組合書店の経営基盤の整備に全力を尽くす」と表明した。

【5月26日更新】

公取委、3年後には一般ルールに則した見直しを要請

5月24日に開いた出版物小売公取協の総会で、公取委・菅久修一課長は25日施行の景品規約の改定について「今回の見直し案はあくまで3年間の経過措置。業界特有の規約が必要なら特段の根拠を示してほしい」と述べた。

【5月26日更新】

日書連、「全国小売書店経営実態調査報告書」を発表

調査によると、ここ数年の経営状態について「悪くなった」「やや悪くなった」が85.6%を占め、日書連に求める対応については、「書店マージンの拡大」が最も多く59.6%、書店の生き残り策については、「地域密着化」が44.6%、支払いサイトの適正日数は「90日」31.8%、「60日」30.5%となっている。回収率は29.3%。

【5月26日更新】

【人事】福音館書店

5月1日付で、常務取締役総務担当兼経理部長を小倉昇氏、取締役営業担当兼販売部長を佐藤潤一氏とする役員人事を行った。

【5月26日更新】

【移転】パンローリング&マンガショップ

◇パンローリング&マンガショップ 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-9-18-6F(電話、FAXは従来通り、6月19日より業務開始)

【5月25日更新】

江戸東京博物館と小学館、江戸文化歴史検定試験を実施

5月23日、江戸東京博物館で発表会を開き、趣旨・概要説明を行った。第1回は11月3日、青山学院大学で、3級、2級の試験を実施、1級は第2回から実施する。小学館では6月24日に公式テキスト『大江戸見聞録』を刊行する。

【5月24日更新】

CCC06年3月連結決算、経常利益大幅増

売上高は前期比19%増の2283億円、経常利益は同86%増の145億円。当期純損益は買収したデジタルハリウッドなど3社の株式取得とレントラックジャパンとの株式交換などによる連結調整勘定380億円を一括償却したため、312億円の赤字となった。経常利益が増加したのは直営事業の収益改善(14億円)、ロイヤリティなどの増益(12億円)、買収した3社の連結開始(7億円)などが新規直営店の出店コストを大きく上回ったため。TSUTAYA店舗の既存店売上げも、セルCD・DVDとゲーム販売は前年割れしたが、レンタルが好調に推移し、書籍も同0.7%増と全体では同0.9%増となった。これにより、加盟店の収益も上がってきているという。期末の店舗数は同123店増の1273店だった。また、日販との物流統合においては、子会社の日本ソフトサービスの株51%を譲渡した結果、資産は200億円減少したが、使用資産対経常利益率は同5.88ポイント増の15.33%に向上した。
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【5月23日更新】

日販、懇話会でポイントCRM戦略発表

5月23日、書店140人・出版社120人計260人に対して、昨年10月から22店舗で実験してきたポイントサービスの結果報告を行い、参加書店に対して同サービスの導入を呼びかけた。1000書店、1000万人の会員獲得を目指し、属性情報をもとにした顧客分析などから売上げ増を狙うもの。リコメンドサービスでCRMへ本腰を入れる考えを示した。日販が主宰し運営母体となる「HONYA CLUB」では他業種との提携によるポイント交換のシステムを構築しながら、出版社へのデータ提供も視野に入れている。取次会社がポイントサービスに着手するのは初めてのこと。書店のポイント還元率については明言を避けたが、「1%」を基本に進めていくとみられる。また、当日は王子流通センターのリニューアル計画も発表された。完成は来年7月の予定。

【5月23日更新】

リブロ、新社長に日販・大野専務

5月22日開催の取締役会で、4月1日付で「特命担当」となっていた日販・大野隆樹専務が新社長に就任。執行役員の小川寿治、店舗オペレーション本部マネージャーの池田清明の2氏が新取締役についた。旧経営陣の早見知範社長、村松誠取締役、高島美樹取締役は全員退任した。

【5月23日更新】

景品規約の変更、25日から施行

出版物小売業公正取引協議会が公正取引委員会に提出していた「出版物小売業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約」の変更案が承認され、25日付けで告知、同日付で施行される。新規約は「景品は取引価額の7%のものが、年2回・90日の期間で提供でき、トレーディングスタンプサービスも1年間は1%、2年目から2%提供できる。この規約は3年以内に再度見直しを行う」というもの。

【5月23日更新】

【人事】フレーベル館

5月17日開催の定時株主総会ならびに取締役会で、常務取締役に中野治、後藤明敏の2氏が昇任した。なお、常務取締役・重野邦雄氏は退任、顧問(非常勤)に就任した。

【5月23日更新】

【人事】ハーレクイン

このたび、代表取締役社長にベリンダ・ホブス氏が就任した。ボブス氏はオーストラリア出身の32歳で、2004年から日本ディレクターとして東京に常駐してきた。

【5月23日更新】

吉川弘文館、新社長に常務の前田求恭氏

4月29日開催の定時株主総会と取締役会で選任された。林英男社長は勇退。同社は来年、創業150周年を迎える。前田氏は6代目の社長。

【5月22日更新】

ベースボール・マガジン社、創立60周年

5月19日、東京・芝公園の東京プリンスホテルパークタワーで60周年記念パーティを行い、プロ・アマのスポーツ・出版関係者など約800人が参集した。福岡ソフトバンクホークスの王貞治監督や星野仙一氏が祝辞を述べ、著名人が池田哲雄社長を囲んだ。

【5月22日更新】

紀伊國屋書店、群馬・前橋に1000坪で出店へ

ユニーが来年3月16日オープン予定で準備中のショッピングモール「けやき前橋ウォーク」内に、ワンフロア・約1000坪で出店。事実上初の群馬進出となる。

【5月19日更新】

ゲオ06年3月期連結決算、4期連続の増収増益で過去最高の収益

売上高は前期比19.9%増の1811億9400万円、経常利益は同31.2%増の62億7300万円、当期純利益は102.1%増の55億9300万円。レンタルDVDと新作ソフトなどのゲーム関連の売上げが好調だった。ゲオショップの直営既存店売上高は平均で同5.2%増。
3月末のゲオショップの店数は、直営が同94店増の646店、文教堂やトーハンなどの提携先とのFC・代理店が同48店増の98店。ゲオグループ全体で新刊書籍の扱い店は54店、古本は383店。今期はゲオショップの直営を100店、FC76店を出店する見通し。
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【5月19日更新】

ゲオ、商品本部を子会社に移管

ゲオは商品の調達・供給を一本化するのと同時に、持株会社化を目指し、商品本部を子会社のグレード・コミュニケーションへ移管する。6月29日の株主総会で決定する。

【5月19日更新】

【人事】協和出版販売

5月17日付で、販売部次長・礒野芳郎氏を販売部部長に、仕入部次長・小野博和氏を仕入部部長に、計算管理部次長・山口光臣氏を計算管理部部長に、出向していた吉沢均氏を部長待遇とする昇格人事を発令した。

【5月19日更新】

フォレスト出版、新人作家10人の卒業式

5月18日、ビジネス書の新人作家育成スクール「プリンシパル・スター・アカデミー」の卒業パーティを行った。卒業生10人のうち1人は同社から7月上旬に『客を集めるな!(仮)』を上梓する。他の出版社編集関係者を招いた同社・太田宏社長はその1人1人を紹介し、他社からの出版も歓迎している。

【5月19日更新】

【社名変更】コスミック出版

(株)コスミックインターナショナルは、6月1日付で社名を(株)コスミック出版に改称する。

【5月18日更新】

TS流通協同組合、4月期の売上げは0.9%減

4月期(4月1日〜30日)は、83書店(対前年比1店増)から8736件(同19.5%増)の受注があり、売上げは823万1982円(同0.9%減)となった。売上げが落ち込んだのは新書など低価格の書籍の注文が多かったため。

【5月16日更新】

【移転】技報堂出版/第三文明社

◇技報堂出版 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-2-5 和栗ハトヤビル TEL03-5217-0885(営業)
◇第三文明社 〒160-0022 東京都新宿区新宿1-23-5(電話番号は従来通り、5月22日より業務開始)

【5月16日更新】

【人事】太洋社

7月1日付で機構改革と、取締役4氏の業務委嘱及び部長・次長・課長・係長45人の人事異動を発令した。機構改革では、経営戦略室(社長室直轄)を新設した。人事では、経営戦略室担当役員に沢野豊常務が就任した。また、仕入本部長に牧野伸一、営業本部長に土屋正三、物流本部長兼管理副本部長兼取引管理部長に永澤克彦の取締役3氏が就任した。
→人事・機構改革の詳細へ...

【5月15日更新】

東洋経済新報社、書店105法人を招き「感謝の会」

5月11日、東京・丸の内の東京會舘で開催。創立110周年と「会社四季報」創刊70周年を記念してのもので、約270人が出席した。

【5月12日更新】

宙出版、「北米コミック出版コンソーシアム」結成に向けセミナー開催

北米への進出のために現地法人・オーロラパブリッシングを設立した同社は5月9日、「北米コミック出版セミナー」を開催した。オークラ出版、新書館、大洋図書、徳間書店、海王社、リイド社が出席。セミナーでは、北米での出版を考えているマンガの中堅出版社と設立を予定している同コンソーシアムの狙いや北米での出版の収支計画などを説明した。

【5月11日更新】

『国家の品格』(新潮社)、200万部突破

5月11日に重版した5万部(29刷)で、累計202万部に。3月13日の100万部突破以降、3月末〜4月に12万、15万、20万と重版が相次ぎ、発売190日でダブルミリオンに到達。『バカの壁』よりも約2ヵ月早く、新書の最速記録を樹立した。

【5月11日更新】

アニメイト、新会社リブレ出版を設立

倒産したビブロスの「BE×BOY」関連の出版事業を譲受けたアニメイトが出資して新会社リブレ出版を5月8日に設立した。マンガ雑誌の早期発行開始を目指し、現在、取次会社と取引口座取得のため、条件などを交渉しているという。

【5月10日更新】

第22回太宰治賞に栗林佐知氏

応募総数1030篇のうち3作が最終候補となり、9日開催の最終選考会で栗林氏の「峠の春は」に決定。授賞式は6月13日午後6時、東京・丸の内の東京會舘で。

【5月10日更新】

【出版科研の書籍・雑誌販売額調査】3月期は対前年比1.7%減と低迷

昨年9月以降。7カ月間でプラスだったのは2月のみで低迷が続く。書籍が対前年比0.9%減、雑誌同2.5%減。返品率は書籍が前年同月比0.2ポイント減の 27.3%、雑誌が同1.6ポイント増の27.4%。なお、1〜3月期は前年同期比0.7%減とマイナス成長。

【5月9日更新】

【移転】福島県書店商業組合

〒968-8017 福島県郡山市細沼町3-3 細沼ハイツ1F(電話番号は従来通り)

【5月8日更新】

積文館書店、2年連続の増収決算に

4月17日に株主総会を行い、このほど本紙に発表した。売上高79億9000万円(前年比1.6%増)、経常利益7400万円(同69.6%減)、当期純利益2300万円(同66.2%減)。新規店2店、退店2店とリニューアル5店の経費増から減益に。既存店ベースでは同99.9%とほぼ横バイとなった。役員人事では日販九州支店長の小田将博氏を常務に迎えた。明石達男専務は非常勤取締役に。

【5月8日更新】

【訃報】塚田茂氏(つかだ・しげる=元トーハン取締役、常勤監査役)

5月2日、肺がんのため死去。74歳。通夜は8日午後6時から、告別式は9日正午から、いずれも東京都中野区中央2の33の3の宝仙寺で執り行われる。喪主は長男・正泰(まさやす)さん。

【5月8日更新】

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