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2006年10月

図書コード管理センター、取協の新ISBNコードの運用に対し抗議

日本図書コード管理センターマネジメント委員会は10月30日、取協が同25日に発表した「13桁ISBNコードの運用に関するお願い」対し、「いくつかの問題点がみられる」と再検討を要請した。
要請書では、取協の発表が出版社や出版社団体に事前の相談がなく一方的であるとしたうえ、12月28日からとしている「新コード本」の受付け対応などを問題視。出版社に選択が任されている「発行日」か「発売日」かの切替え基準について、実際の発売よりも遅い「発行日」を基準にした際、受付開始以前に「新コード本」を搬入する必要も出てくる。そのため、当初取次サイドは年末受入れ可能としていたという。
しかし、取協事務局が「12月27日以前に13桁表示本が搬入された場合は取次に滞留させて、年明け書店着とする」「(12月27日までは)受付けないことを窓口で指導する。取協運営委員会の申し合わせ事項」と説明。
これに対し、「同マネジメント委員会内で一切表明されていない。文書化もされていない。共同ボイコットの疑いがある」と抗議している。また、長期・延勘・常備のセット明細を「すべて13桁に」とする方針についても、「現品表示とコードの不一致が生じ、物流現場の混乱を招く」と危惧している。

【10月30日更新】

新栄堂書店、柳内崇取締役が3代目社長に

10月30日の定時株主総会および取締役会で、柳内功社長(64)の長男・崇取締役(37)が新社長に就いた。功氏は相談役に。

【10月30日更新】

化学同人、「DOJIN選書」創刊へ

「知のナビゲータ」をキャッチコピーにして来年1月20日、3点を揃え創刊。以降、奇数月に2点ずつ刊行する。書店にはスリップ1枚当たり70円の高額な報奨金を用意し、拡販協力を求めていく。

【10月27日更新】

東野圭吾氏の『手紙』(文春文庫)、ミリオンに

26日に決定した11月上旬出来の7刷で100万部に達する。同書原作の映画「手紙」が11月3日から始まるため、その勢いはさらに加速しそう。また、7月19日発売の安倍晋三総理の『美しい国へ』(文春新書)も同日決定の10刷で、51万部に到達した。

【10月27日更新】

光文シエラザード文化財団、第10回「日本ミステリー文学大賞・新人賞」決定

日本のミステリー文学の発展に著しく寄与した作家・評論家を対象とした「日本ミステリー文学大賞」には夏樹静子氏が、新人作家の発掘を目的とした「同新人賞」には海野夕凪氏「水上のパッサカリア」が選ばれた。

【10月26日更新】

13桁の新ISBN書籍の取扱い、12月28日搬入分から

取協は来年1月1日から変更となる13桁のISBNコード付き商品の取扱いについて、「書籍」は12月28日取次搬入分(来年1月6日書店着)から受付を開始すると決めた。「書籍扱いコミック」とISBNコードを付している「マルチメディア商品」も「書籍」と同様。「雑誌扱いのコミックス・ムック」については、来年1月4日発売分から受け付ける。いずれも新刊が対象で、既刊本は重版の際に切り替えてほしいと促している。

【10月25日更新】

久美堂、ゴルフコンペ「久愛会」に33人参加

久美堂(東京・町田)は10月24日、東京よみうりカントリークラブで久愛会を催した。井之上賢一社長は。「無駄な出店はしない」としながらも、「新規出店は計画中」と述べ、前向きなところを示した。コンペの優勝は池田書店の池田豊社長。

【10月25日更新】

小川洋子著『博士の愛した数式』(新潮社)、単行本・文庫合計で200万部突破

10月23日に文庫が22刷目となる7万5000部を増刷、単行本50万部、文庫152万部となった。第1回本屋大賞受賞などをきっかけに大きく伸長。文庫は今年2月の発売から2カ月半でミリオンを達成するなど爆発的なセールスを記録していた。

【10月24日更新】

セブンアンドワイ、2006年度上半期売上高は53億円に

06年度上半期売上高は53億1000万円、前年同期比113%となった。『ハリー・ポッターと謎のプリンス』や、ファッション誌「smart」と共同制作された吉田カバンなどの大型ヒット商品が貢献した。なお、今年度から決算月が2月に変更されたため、上半期は06年4月〜8月の5カ月で集計。
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【10月20日更新】

日書連、懸賞論文「私の書店論」特選・入選作を決定

応募総数27編のなかから、久住邦晴氏(札幌市・久住書店)の「街の本屋の再生をめざして」が特選に、また、大江真理(新宮市・くまの書房)、長谷川静子(茅ヶ崎市・長谷川書店)、岩田徹(砂川市・いわた書店)の各氏の論文が入選作に決まった。正式発表は10月27日。「全国書店新聞」11月1日号で全文掲載される。

【10月20日更新】

【日販の書店売上調査】9月期は対前年比1.9%減と3カ月連続の前年割れ

ジャンル別で、前年を上回ったのは児童書、文庫、新書の3ジャンル。規模別では、201坪以上が唯一前年クリア、逆に50坪以下では、ジャンル別にみても全ジャンルで落ち込む。客単価は前年比2.2%増となった。

【10月19日更新】

文教堂、店舗減で減収も経常利益は大幅増

平成18年8月期決算概況は売上高が前年比0・2%減の527億7500万円と微減収。経常利益は5億0800万円(同204・9%増)で前年の3倍近くとなる一方、減損会計の導入により当期純利益は1億3300万円に止まった。次期の業績は売上高が530億円、経常利益が5億1000万円、当期純利益は1億5000万円と予想。
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【10月17日更新】

書店新風会、新会長に井之上氏

10月17日、高松で行われた地方総会で、新会長に井之上賢一氏(久美堂)が就くことが決まった。また、来年の地方総会の開催地は仙台で幹事店は金港堂となった。

【10月17日更新】

日書連の新販売システム、最低目標部数に届かず

対象書籍の受注数は、『窓ぎわのトットちゃん』が1万1000部、『だいじょうぶ だいじょうぶ』が1万2000部と決まった。当初、各2万部を受注部数の最低ラインとしていたが届かなかった。講談社では今回に限り、主旨を理解して企画を継続することは決めている。日書連事務局では、「書店マージンの獲得と適正配本という本来の主旨が十分伝わらなかったことと、やはり完全買切に対する慎重さが如実に出てしまった」と総括している。

【10月17日更新】

【人事】東海大学出版会

10月1日付で、出版部長に大塚保氏が就任した。

【10月17日更新】

ジュンク堂書店が新潟出店、新宿・三宮も増床

来春、JR新潟駅南口の商業ビル・プラーカ1に2フロア・1200坪で出店。帳合取次会社は未定。来年3月1日には新宿店を1フロア・550坪増床、同時期に三宮店を1フロア・400坪増床する。

【10月13日更新】

栗田出版販売、中四国エリアの拠点を移転

栗田出版販売は、このほど中四国エリアの拠点を広島県から岡山県に移し、「岡山支店」として10月30日より営業を開始する。新支店の住所は次の通り。
〒700-0907 岡山市下石井2-1-3 岡山第一生命ビル5F TEL086-236-1622

【10月13日更新】

書店新風会の新会長、井之上氏に内定

さきごろ行われた役員会で、次期会長に久美堂の井之上賢一社長が内定した模様。10月17日の高松地方総会で公式に発表される見通し。現会長の藤原直氏は退任するとみられる。

【10月12日更新】

2007年本屋大賞の実施概要決まる

2005年12月1日から06年11月末までに刊行された日本の小説を、また発掘部門ではジャンルを問わず05年12月1日以前に刊行された作品を対象とし、11月1日から投票参加書店員のエントリー及び一次投票の受付を開始する。07年1月22日にノミネート作品10点を決定し、二次投票の後、同4月5日に大賞作品、発掘部門賞を発表する。

【10月12日更新】

インプレス、山と溪谷社を買収へ

10月11日、山と溪谷社の全株式を取得し子会社化すると発表した。山と溪谷社・川崎吉光社長、日販など26人の株主が保有する全90万株を4500万円で取得する。取得日は11月30日。山と溪谷社は1940年創業、月刊誌「山と溪谷」をはじめ、山岳・自然科学・アウトドアなどの分野で出版事業を展開。05年8月期の売上高は34億8600万円。従業員数は67人。

【10月11日更新】

スターツ出版、『恋空』が4日間で60万部

同社は10月10日、上・下巻で初版各15万部だった同書について、発売4日目で4刷・計60万部の発行を決めた。書店の事前注文は各10万部。この3連休で品切れ店が続出し、現在書店注文が同社に殺到している。

【10月10日更新】

オトバンク、オーディオブックの販売を開始

第1弾として「ドラッカーの経営論」を章・項目ごとに販売。「ハーバード・ビジネス・レビュー」創刊30周年を記念し、ダイヤモンド社との共同企画で展開。
http://sinkan.jp

【10月10日更新】

精文館書店、増収減益の決算

平成18年6月期の決算概況を発表、売上高は164億3600万円(前年比13.5%増)、営業利益3億6900万円(同21.6%減)、経常利益3億1300万円(同26.8%減)、当期純利益1億7400万円(同26.2%減)。計1800坪を超える出店・増床により2桁増の増収、既存店も好調に推移したが、新規出店に伴うレンタル商品初期在庫の一括償却や人件費などの運営コスト増で減益となった。

【10月10日更新】

コミケ創始者・米澤嘉博氏の葬儀に3500人

10月6、7日に通夜・告別式が東京都港区元麻布の麻布山善福寺で営まれ、3500人が弔問に訪れた。出棺前には妻の英子さんが、9月中旬まで東京新聞の連載原稿を書きつづけ、最後は口頭筆記で入稿するなど闘病中の話を明かした。出棺の折には、米澤氏の人柄を思い起こさせる、マツケンサンバの替え歌「ヨネヤンサンバ」の曲を流し、故人を見送った。

【10月7日更新】

くまざわ書店、11月に一気に4店開店

10月6日、出版社75社を集め、新店説明会を日本出版クラブ会館で開催。愛知・名西店(150坪)は名古屋市西区環状22号線沿いの地元スーパー、ヨシヅヤ3階に開店。東京・みなみ野店(100坪)はJR横浜線八王子みなみ野駅前のアクロスモール2階に出店。茨城・日立店(250坪)は百貨店跡地、さくらシティ日立の3階。これら3店は11日に同時オープン。千葉・新鎌ケ谷店(220坪)は21日開店。私鉄3線が乗り入れる競合地域のアクロスモール2階に。

【10月6日更新】

紀伊國屋書店新宿南店の古本文庫フェア、過去最高の売上げ

9月8〜28日の21日間、絶版・品切れの古本文庫を扱う「ふるほん文庫やさん」(本社・北九州市)と共同で「絶版文庫街」を開催。これまで紀伊國屋書店で11回展開しているが、過去最高となる約420万円・4700冊(客注込み)を売上げた。

【10月6日更新】

トーハン、雑誌の責任販売を計画

10月4日、宮城・松島のホテル大観荘で行われた東北6県トーハン会席上、トーハンの山ア厚男社長は、「10%の売上増と返品率削減」を目標に「雑誌の責任販売を10月末から実施したい」と述べた。書店への報奨金は対象銘柄の売上げの2.5%。本体と付録を専用ラック「アドタワー」に陳列して、読者が手にとりやすくする。中小書店の支援策を柱に、約34分間にわたって熱く語った。

【10月6日更新】

楽天、新潮社に12億6861万円の損害賠償請求

「週刊新潮」が、9月7日号と10月5日号で楽天・三木谷浩史会長兼社長がインサイダー取引などを行っており、“Xデー”が近いとの記事を掲載。楽天は事実無根、具体的内容にも誤りが多いと指摘している。記事の影響で楽天証券が多額の損害を出し、「謝罪広告の掲載を求めたが誠意ある対応を得られない」ため、今回の措置をとったとしている。

【10月5日更新】

不忍ブックストリート、「秋も一箱古本市」開催へ

10月22日(日)午前11時から開催。往来堂書店など東京・不忍通り沿いの書店・古書店が中心となって昨年と今年の4月下旬に開催し、話題をよんだイベント。春よりも規模は縮小されるが、往来堂書店なども後援者として名を連ねる。

【10月5日更新】

宝島社、第5回「このミス」大賞を決定

伊園旬(いぞの・じゅん)氏の「ブレイクスルー・トライアル」を「このミステリーがすごい!」大賞に決定。賞金1200万円を贈呈する。作品は2007年1月に単行本化。今回は昨年を大幅に上回る268点の応募があった。

【10月4日更新】

千葉・酒飲み書店員の会、第2回拡販商品が決定

「第2回文庫ベストセラーを創れフェア」の拡販商品に山本幸久氏の『笑う招き猫』(集英社)が選ばれた。ときわ書房本店、堀江良文堂書店松戸店、旭屋書店船橋店など約9店舗で11月1日から一斉に展開する。

【10月4日更新】

宝島社、シールで作れるPOPセットを書店に配布

海堂尊著『ナイチンゲールの沈黙』(10月7日発売)の販促品としてタイトルロゴや著者の写真、吹き出しなどのシールを付けたPOPセットを1600部作成。書店のオリジナルPOP作りをサポートする。

【10月4日更新】

紀伊國屋書店、ららぽーと豊洲店をプレオープン

東京・江東区にオープンした大型ショッピングモール、アーバンドックららぽーと豊洲のノースポート3階に580坪で開店した。目標年商は13億円。ファミリー層を重視、コミックや児童書、婦人実用などを強化。在庫冊数は30万冊強。店舗デザインは世界的な建築家、ケイ・ニー・タン氏が手掛け、石川島播磨重工業造船所跡地の再開発地であることを意識し、店舗デザインは「ドック」をイメージ。低い棚でゆとりの空間を演出。グランドオープンは5日。

【10月3日更新】

日本を代表するメディア芸術マンガ部門1位に「スラムダンク」

文化庁とCG-ARTS協会がメディア芸術祭10周年を記念して、マンガなど4部門で日本を代表する100作品をアンケート調査。マンガ部門では約1万3000人が回答した。ベスト50にはおおむね1980年代以降の著名な作品が選ばれている。専門家54人のアンケートでは「火の鳥」が1位に選ばれた。
詳細はhttp://plaza.bunka.go.jp/hundred/

【10月3日更新】

三洋堂書店(本社・名古屋)、11月1日にジャスダック上場

10月2日開催の取締役会で新株20万株の発行と日和エステートなどが保有する株式12万株の売り出しを決議。主幹事証券は日興シティグループ証券。株式は普通株式で、申込期間は10月25日〜27日。募集価格は証券会社からの払込金額決定後、払込金額以上の価額で仮条件を提示、需要状況を勘案し10月24日に決定。払込期日は10月31日。申込単位は100株。同社の平成19年3月期業績予測は、売上高が258億3600万円、経常利益が6億円、当期純利益が2億3400万円と予想。

【10月2日更新】

国際地学協会、民事再生を申請。負債は約6億円

帝国データバンクによると、9月29日に東京地裁に民事再生法の適用を申請。同日に保全命令を受けた。負債は2006年8月末時点で約6億円。申請代理人は田中修司弁護士(TEL03−3833−0921)。

【10月2日更新】

アマゾンジャパン、プリペイドカードをコンビニで販売

アマゾンサイトで使用できる3000円と5000円分の「Amazonショッピングカード」を、10月3日から全国のローソンほか、am/pm、ミニストップの一部店舗で販売する。同サイトでの新たな決済方法となるうえ、贈呈用のギフト券としての利用も見込んでいる。他国のアマゾンサイトにはない、日本初のサービス。売上げ目標は非公開だが、ローソンでは全店で年間60億円の販売を目指しているという。

【10月2日更新】

日書連、「新販売システム」の対象書籍2点の受注締切を延長

講談社で注文数の確定をもって製本することから、当初、各県組合で、ハガキ又はFAXによる注文書を9月25日までに集め、28日を期日として事務局で集計、講談社に発注する予定だったが、組合書店から、さらなる注文を取るために受注締切を10月10日まで延長することを決めた。事務局では13日までに集計し、講談社に発注する予定。

【10月2日更新】

【訃報】田兵城氏(たかだ・ひょうき=高陵社書店会長)

9月29日午後0時58分、動脈瘤破裂のため、死去。89歳。通夜は10月2日午後6時から、葬儀・告別式は10月3日正午から、東京都千代田区外神田1-1-7の千代田万世会館で執り行う。喪主は妻の俊子(としこ)さん。

【10月2日更新】

【訃報】米澤嘉博氏(よねざわ・よしひろ=コミックマーケット準備会代表・有限会社コミケット取締役社長)

10月1日午前4時40分、肺がんのため東京・渋谷のJR東京総合病院で死去。53歳。通夜は10月6日午後6時から、葬儀・告別式は10月7日午後1時半から、東京都港区元麻布1-6-21の麻布山善福寺で執り行う。通夜・告別式は米澤家、コミックマーケット準備会、(有)コミケットの合同葬。葬儀委員長は安田かほる、筆谷芳行、市川孝一の同準備会共同代表3氏。喪主は妻の英子(えいこ)さん。

【10月1日更新】

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