シンポジウム 「激論! 作家vs.図書館ーどうあるべきか」
コーディネーターは、猪瀬直樹同委員会委員長。パネリストは、作家から井上ひさし、楡周平、三田誠広、弘兼憲史の4氏と出版社から新潮社の石井昂氏。図書館サイドからは常世田良(浦安市立図書館)、西河内靖泰(図書館問題研究会)、松岡要(日本図書館協会)の3氏。 作家側からは、「複本購入をやめ、1点100冊ではなく、100点・100冊購入すべき」、「新刊は発売から2、3ヶ月後から貸し出しを始めてほしい」などの要望が上がった。 それに対して、図書館側は、「複本問題というが、一館当り100冊というのはありえない。せいぜい数十冊で、それもごくわずかな例外にしか過ぎない」「発売から2、3ヶ月後に貸し出しというように、図書館の手足を縛ってほしくない。受け入れらない」などと反論した。
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