幸徳秋水・堺利彦訳の「共産党宣言」を復刊(四六判・約120ページ、予価900円)/アルファベータ
日本で最初に翻訳した幸徳秋水と堺利彦の共訳による『共産党宣言』が10月上旬に(株)アルファベータから復刊される。今回復刊するのは、昭和20年12月発行の彰考書院版。 アルファベータはクラシック専門誌「クラシックジャーナル」を発行する出版社だが、代表の中川右介氏(48)の祖父は、日本共産党創立メンバーのひとりだったという。祖父は共産党を離れた後、左翼系の文献を刊行する出版社、共生閣、聖紀書房、彰考書院などを興した。
中川氏は「今は、格差社会などを背景とする社会状況で『蟹工船』が売れ、日本共産党に1万人が入党したと発表する時代。たまたま6月にベルギーのブリュッセル(マルクス・エンゲルスが共産党宣言を書いた場所)に仕事で行った際に、マルクスのプレートを見て、刊行を決めた」と話す。(新文化9月14日号5面に詳細記事を掲載)
(2008/09/16up)
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