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人文・社会5団体新年会、「新刊増に対応を」

人文会、法経会、歴史書懇話会、大学出版部協会、国語・国文学出版会は1月30日、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで「第32回人文・社会科学系出版五団体合同新年会」を開いた。
今年の幹事団体である国語・国文学出版会の白石タイ会長(塙書房)は挨拶で、出版市場の厳しさに触れたあと、「出版社は新刊を増やしてきた。今後もさらに増えるだろう。販売会社、書店の皆様には、この点数増に何とか対応していただきたい。専門書が隅へ追いやられるのは怖い」などと語った。
来賓代表で登壇した日販の安西浩和取締役は「白石会長から新刊増への対応のお話があったが、ここはかわすしかない(笑)」と返し、「よそから見れば、反省のない、こりない業界といわれても仕方のない部分が出版業界にはあると思う」と現状を指摘。減収のなかでも増益を確保する経営の重要性や、「単品ではなく塊で」(同)、委託制度の改善に取り組んでいく方針であることを説明した。
壇上に立つ人のスピーチに、それぞれの立場や思いの違いが表れるのが同新年会の特徴。大阪屋取締役仕入部長の伊勢久雄氏が「店頭に何が必要かを考えていきたい。厳しいというが、大きく変わる時期だ」と乾杯の音頭をとった。
当日は書店・大学生協、取次会社など52人を招待、会員出版社も含め約200人が出席。司会は吉田智恵氏(三弥井書店)が務めた。来年の幹事団体・人文会の鎌内宣行代表幹事(春秋社)が中締めの挨拶をし、昨年10月に開催した40周年記念研修会の主旨を「書店、書店員さんと仲良くしていきたい、今後をともに考えていきたいと思い企画した」と説明した。

 
(本紙2009/2/5号掲載記事から)

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