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日本ペンクラブの理事らが、Googleブック検索和解案に異議申し立て

日本ペンクラブは8月27日、理事及び言論表現委員会有志がGoogleブック検索和解案に異議を申し立て、日本ペンクラブがその方針を支持することを発表。日本からの異議申し立ては初めて。

現時点では阿刀田高会長はじめ、浅田次郎専務理事、吉岡忍常務理事など20人が異議申し立てを行うことが決まっている。最終的には理事と同委員会のメンバー(50人超)合わせて40人前後が参加する見通し。9月2、3日にも、米国の南ニューヨーク地区連邦地裁に手続きするという。10月7日に開かれる最終公正公聴会で意見陳述を求められれば、人員を派遣して対応する。

日本ペンクラブでは4月の反対声明発表後、さらなる検討を重ねてきたが、Googleが無断で著書をスキャニングした行為は不当であり、同和解案が日米の法制度や法慣習、出版慣行などの違いに対する配慮が足りないことから後に権利侵害を引き起こす可能性などを指摘。さらに、ベルヌ条約の規定に反する内容であることなども問題視。その結果、現行の和解内容のまま成立することは大きな問題があるとの結論に達し、同和解案の成立を阻止するために異議を申し立てるという。


左から、三田誠広理事、浅田次郎専務理事、阿刀田高会長、
吉岡忍常務理事、山田健太言論表現委員会委員長
(2009/8/27)
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