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講談社、減収・赤字の見込み
 

10月29日に開かれた講談社「2010年度広告企画発表会」の席上、広告担当の森武文常務は09年11月期決算概要に触れ、「売上高は前年に比べ1割減、利益面も前期を超える赤字」となる見通しを語った。また、雑誌部門について「『週刊現代』や『フライデー』が好調、幼児誌も堅調だが、それ以外は厳しい状況。広告収入も今期2割強のダウン」と収益悪化の原因に言及。新たな広告企画による巻き返しを図るため、出席した広告代理店に協力を求めた。

同社は主要となる「ViVi」、「with」、「VOCE」、「週刊現代」の4誌を核に書籍化企画やモバイル展開、通販事業、イベント企画、海外戦略など〈360度アプローチ〉で雑誌ブランドを活かした事業を強化、読者とのつながりを深める一方、多面的な広告メディアを用意する。さらに「ViVi」+女性誌3誌などのパッケージプランで横串の企画にも取り組む。そのため編集・広告・販売・宣伝が団結して「雑誌ブランド」を磨き直し、10年度を「雑誌力復権元年」と位置づけた。

また、広告会社向けホームページ「AD STATION」を10月30日にリニューアル、各誌の媒体資料のほか、広告主が実施したタイアップ事例集やTSUTAYAの読者リテールデータなど〈役立つ〉サイトに生まれ変わった。リテールデータは雑誌別に毎月更新される。

第32回「読者が選ぶ講談社広告賞」ではマルチ広告・連載広告の純広告、印刷・製本の特殊技術を活かした純広告に基準を変え、選考する。受賞広告が半額で再掲出できる特別料金も設定した。

(本紙2009/11/12号掲載記事から)
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