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光文社×博報堂DY、6日間で売上450万円/「VERY」連動通販サイト好調
 

光文社のファッション誌「VERY」の別冊付録「ちびVERY」と連動するネット通販サイト「VERY MARKET」が、4月7日からサービスを開始した。開始からおよそ1週間経つが、好調な動きを見せている。同社では、1カ月間の売上目標を1000万円としているが、サービス開始から4月12日までの6日間で約450万円の売上げとなり、目標を優に超える勢いだ。客単価は約1万4000円と比較的高額となっている。

「VERY MARKET」は、博報堂DYメディアパートナーズが今年4月から提供するワンストップソリューションサービス「TAKARA−BACO」を利用したもの。雑誌に掲載された商品の通信販売を完全サポートするサービスだ。商品受注や顧客案内、システム構築や倉庫での在庫管理、そして配送から決済まですべてを専門業者に委託。メーカーとの販売交渉は博報堂DYメディアパートナーズの事務局チームが行う。出版社は売上げの一部を受け取るかたちで初期投資の必要はない。

同サイトでは、編集部がセレクトしたベビー用品や出産・内祝いなどの贈答品の通信販売を行っている。また、オリジナル販売するグッズも多数用意している。

出版科学研究所によると、雑誌の推定販売金額は27カ月連続減少という先の見えない厳しい状態が続いている。博報堂DYメディアパートナーズ雑誌局出版事業推進部の半田勝彦部長は「大手だけではなく準大手や中堅出版社が、今のタイミングでeコマース事業に新規投資をして参入するのは難しい。そこを同サービスでうまくサポートできれば」と話す。

同局は戦略スローガンに「出版360°モデル」を掲げ、雑誌販売と広告収入のみでなく、雑誌のコンテンツ資産を中心にあらゆる方向へビジネスを展開させたいとしている。今回の企画はその一つで、今後は雑誌ブランドを活用した教育事業や商品開発、eコマースや電子出版におけるデジタルビジネス支援などに取り組んでいく。

(本紙2010/4/15号掲載記事から)
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