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リラィアブル、9月、1730坪で旭川店出店  
 

リラィアブルは6月3日、9月に出店するコーチャンフォー旭川店(北海道)と、パートナーズショップとして10月にマルカンが出店するエムズ・エクスポ盛岡店(岩手)の出版社向け説明会を東京・目白のフォーシーズンズホテル椿山荘で開いた。ともに総店舗面積1500坪級の超大型店。出版社約150社・186人が出席した。佐藤俊晴社長は「昨年は全店売上げが前年比プラスとなった。来年は北見に新店をオープンする。北海道にはあまり出店余地はないが、毎年一軒ずつ作りたい。数年後には本州に店を出す。その前にマルカンさんに20年かけて東北に8店舗作ってほしいとお願いしている」と今後のビジョンを語った。

コーチャンフォー旭川店はJR旭川駅近くに9月13日にオープンする予定。敷地面積は4771坪、店舗面積は1730坪。駐車場は610台が停まれるスペースを確保。書籍・雑誌は900坪、文具510坪、ミュージック250坪、カフェ70坪という売場構成になる。コーチャンフォーとしては5店目。売場は初めてとなる真四角の形状で、棚段数は売場最大の新川通り店(2950坪)の92%と効率的な売場という。

佐藤社長は「人口35万人、道内2番目の都市。周辺を含めて50万人を商圏と考えて計画を立てていたが、いまは(規模が)小さかったと後悔している。紋別や稚内市の人が、コーチャンフォーができるのを待っているという声を聞き、それは旭川にある道内最大のジャスコに来ていると知ったからだ。周辺には大手ナショナル書店もなく、待ち焦がれての出店になりそう」と説明した。

また、同社のパートナーズショップとして10月下旬のオープンを予定しているエムズ・エクスポ盛岡店を運営するのは、岩手県で書店やCDショップ、百貨店などを経営するマルカン。盛岡のベッドタウンのみたけ地区(最寄駅はいわて銀河鉄道の厨川駅)にリニューアルオープンする。敷地面積は5816坪、店舗面積は1440坪。うち、書籍830坪、文具340坪、ミュージック230坪、カフェ40坪の構成となる。

マルカンの佐々木一社長は「商圏は10キロメートルで35万人、30キロメートル48万人と旭川に近い。業界の売上げが落ちてもやり方によってはいける。データを(リラィアブルと)共有して、人員も同じように配置してやってみる」と説明した。

「本屋業界は底。売上げ減は立地が原因」佐藤社長語る  

リラィアブルの佐藤俊晴社長は出版社向けの新店説明会の席上、書店業界の現状について「本屋業界は、一昨年前くらいが底。今年から来年へとベースは上がっていく」と私見を語った。さらに、業界全体の売上げが下がっている要因については「大型書店が、2桁ダウンしている百貨店、駅ビル、繁華街にあるのだから、テナントで入る書店の売上げが落ちるのも当然」と指摘した。

また、日経新聞の読書調査の報道をもとに「50、60代が一番本を読まなくなっていた。今は20代が一番で次が30代。10年前に今の50、60代が最も読んでいたのがビジネス書。だが、この10年でビジネス書が最も落ちた。その反面、児童書や10代を対象とした文庫などは毎年伸びている。10年後、20年後は明るい」と話した。

(本紙2010/6/10号掲載記事から)
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