出版業界 専門紙 新文化 出版業界スケジュール 情報掲示板 連載コラム 編集長のページ
光文社、映画公開で原案本販促
 

2006年から映画事業に参入した光文社は、8月28日の映画「トイレット」の公開に合わせて、原案となった『モリオ』の販売促進を行っている。すでに、リブロ渋谷店(東京)では「著名人の本棚」コーナーで同書のフェアを展開。売場では映画の告知映像も流している。同書は映画監督・荻上直子氏の処女作。初版は1万部で、8月19日に取次搬入されている。

同社がこれまで手掛けた映画作品は「明日の記憶」(06年公開)、「色即ぜねれいしょん」(09年公開)の2作品。原作となった04年10月発売の『明日の記憶』(荻原浩)は、単行本の発行部数2万部が公開後には37万部、文庫本は15万部となった。04年7月発売の『色即ぜねれいしょん』(みうらじゅん)は、単行本8000部、文庫本が1万5000部と初版止まりだったが、映画化以降は文庫が7刷・6万6000部にまで伸びた。

同社では、自社で刊行した書籍の映像化に対して、制作委員会に参加・出資するほか、書店店頭での映画宣伝の仕掛けや、自社媒体でのプロモーションなど積極的にコラボレーションに取り組んでいる。同社宣伝局ライツ事業部の前嶋知明部長は「映画化は原作本の最高のプロモーションになる」と話す。

(本紙2010/8/26号掲載記事から)
購読お申込み
「新文化」案内
会社概要
アクセス・地図
出版物
お問い合せ
メール送信
リンク
新文化通信社