日本出版インフラセンター(JPO)はこのほど、経済産業省「コンテンツ緊急電子化事業」(緊デジ)の最終制作タイトル数が6万4833点(速報値)になったと発表した。当初の目標である「6万点」を実現。10億円の予算に対する達成率は99.7%の9億5063万円だった。参加出版社数は460社。
同事業は、東日本大震災の被災地支援と電子書籍市場の活性化が主目的。今回、同地域の雇用を創出したほか、東北の出版社の書籍など2287タイトルを電子化。また、被災3県の図書館へ、今回電子化した書籍の底本を1万745冊献本した。