出版業界 専門紙 新文化 出版業界スケジュール 情報掲示板 連載コラム 編集長のページ
 
長崎出版が自己破産

長崎出版(千代田区神田小川町3-3-2、資本金2000万円、辻晋泰代表)は8月22日、東京地裁に自己破産申請し、9月25日に破産手続き開始決定を受けた。負債は債権者約158人に対し約12億1099万円。 破産管財人は新保義隆弁護士(TEL03-5511-1511)。債権届け出期間は10月30日まで。財産状況報告集会期日は2015年1月26日。
帝国データバンクによると、同社は1975年5月の設立。絵本や観察ガイドブックなどの児童書のほか、料理、旅、エッセイ、健康など実用書の出版を中心に手がけてきた。2006年に刊行を開始した「こびとづかん」シリーズがヒット。07年4月期に約1億1000万円だった売上高は、13年4月期に約16億2300万円にまで拡大した。
この間、グループ会社を相次いで設立するなど、ホールディングカンパニー制を目指し、その一環で13年7月には古着ショップを全国展開する企業を買収。辻氏が代表に就任したものの、同年8月に辞任したほか、トラブルから13年末までに「こびとづかん」シリーズの扱いを中止する事態に発展。今年1月頃から実質的に営業を停止し、取引先への支払いが滞るなど動向が注目されていた。
また、関連会社のドレミファホールディングス(負債約1434万円)、ドレミファ(同約3億8195万円)、ジン(同約4790万円)、ブランク(同約8483万円)も同日付で破産手続き開始決定を受けている。
なお、「こびとづかん」シリーズの出版は現在、ロクリン社が手がけている。

 
(2014/9/30)

関連記事

powered by weblio


               
本紙「新文化」
購読お申込み
「新文化」案内
会社概要
アクセス・地図
出版物
お問い合せ
メール送信
リンク

新文化通信社