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クオン、『土地』刊行記念し「文学で旅する韓国」ツアー

11月20〜23日、同18日から刊行が始まった『完全版 土地』(全20巻)の翻訳出版を記念して著者・朴景利氏のゆかりの土地、韓国・統営(トンヨン)を巡るツアーを企画、韓国文学・カルチャーの愛好家ら26人が参加した。朴景利記念館見学や墓所参拝、『土地』の舞台の河東郡平沙里も訪れ、朴氏が愛用していた辞典や生活品、「土地」が掲載された雑誌などを見学した。現地の作家を招いた出版記念会では、生前の朴氏にインタビューした文芸評論家の川村湊氏、翻訳者の清水知佐子氏らがスピーチした。
『土地』は韓国の国民作家・朴氏が26年をかけて書き継いだ長編小説で、分量は400字詰め原稿用紙換算で1万5000枚超。邦訳では、第一部を翻訳した福武書店版や、抄録の「青少年版」(講談社)があるが完訳は初めて。年3〜4冊ペースで刊行し、6年後の2022年に完結する。



朴景利記念館に訪問した一行。作品の舞台や朴氏の生涯について
説明を聞いた後、朴氏の墓所を参拝した
 


石橋毅史『口笛を吹きながら本を売る 柴田信、最終授業』(晶文社)
の翻訳書を刊行した出版社《南海(なめ)の春の日》を訪問。
チョン・ウンヨン代表は「オルタナティブ」をテーマにした本作りや、
地域の文化や芸術を育成する場としてゲストハウスを兼ねた書店も経営
していることを伝えた
 


ツアーは韓国観光公社が協賛。クオンの金承福社長(右)と翻訳者・
清水氏(左)が統営市の金東鎭市長に翻訳した『土地』を手渡した
 
(2016/11/24)

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