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第18回 「吉祥寺、書店共闘計画私案」

 先月(3月号)の「本の雑誌」の特集をご覧になりましたでしょうか? 「2007年に期待する出版界のこの人!」と銘打たれた記事です。激しく興味深いコンテンツが2点ありました。「トランスビューな人たちよ、出てこい!」と「書店談合システムが欲しい!」です。


 トランスビューという出版社の配本システムは、通常の取次販売会社を介するものとは異なります。書店と直接取引きを行います。そのことは存じ上げていたのですが、そこに書店の粗利を上げるという理念があったことを知って、すっかり見直してしまいました、トランスビュー。不勉強な自分は、直取引だと返品の手続きが煩雑だな〜、なんて思ったりしてました。面目ない!
 先日急逝された池田晶子さんの『14歳からの哲学』は定番中の定番ですね。不定期(?)で刊行している「いける本・いけない本」という書評の冊子はかなり読み応えがあります。後になって気が付いたのですが、トランスビューについて寄稿されているのは、誰あろう新文化の石橋編集長じゃないですか。流石!

 永江朗さんは書店はもっと談合するべきだと説きます。競合する書店同士が得意とするジャンルを互いに侵さず、より特化させて町全体として大きな複合書店として機能するようなモデルを提案しておりました。なるほどね〜、簡単じゃないけど惹かれるアイデアです。
 吉祥寺はかなりの書店激戦区です。言い方はあれですが、つぶし合いになるより俄然談合!という気はします。いきなり談合とまではいかなくても、競合する書店の方々とお話しする席を設けたい(要は呑みたい)という野望は以前からありました。吉祥寺の書店関係者の方がもしこれを読まれていたら、接触に伺うことがあるかもしれませんので、その際はひとつ宜しくお願いします。

 駅ビル内のある書店さんが製作しているフリーペーパーは内容が濃くて上質です。そんなわけで頭が高くはありますが、当店のフリーペーパー「ルーエの伝言」との共同企画で、「吉祥寺書店員覆面座談会」なんてのを催してみたいなあ〜と夢想しております。

(2007/3/19)

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