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第24回 「この隣にこれか!?」

 当店ブックス・ルーエの2階。そこがぼくの職場です。文庫・新書・児童書・学参・語学のフロアになります。ぼくの担当は文庫・新書なのですが、元来欲張りな方なので他フロアで出物(売れそうな品)があると、「ちょっと2階でもやってみていいすか?」なんて言って、分けてもらって文庫の島に流し込んだりします。

 かつてから本の形態にとらわれない陳列をする書店っていいよな〜っと、一人の書店ファンとして青山ブックセンターさんや一部のリブロさんに羨望の眼差しをおくっておりました。で、今当店の2階でそれが出来ているかといえば、まだまだほど遠い状態なんですよね。

 同じ著者の新刊が文芸書・文庫同じタイミングで出たら併売するといった他愛ないものです。お互いがお互いの拡材として機能するのか、効果はけっこうあるのですが、これの隣にこれ置くか!? といったサプライズを与えたいのです。

 でもそればかり狙おうとすると、業界の人(出版関係者)にしかウケなかったりするものです。PHP文庫の『「天使」と「悪魔」がよくわかる本』の隣に小学館の『ビックリマン大教典』が並んでたりしますが、業界の人にさえウケない場合もあります。

 時流に乗って成功(?)した例としては、ドラマ化された際に「のだめカンタービレ」を全巻販売台ごと3階コミックフロアより失敬して、一時的にコミックが2階の主力商品になってしまうということがありました。コミック担当者を大いに苦笑いさせたものです。

(2007/5/11)

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