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第25回 「『吉っ読』宣言」

 悲願のプロジェクトである「吉祥寺書店共闘計画」がいよいよ本格的に始動しつつあります。先日当店ブックス・ルーエと弘栄堂書店吉祥寺店の有志を中心としたメンツに集まっていただき、計画を推し進めるための組織結成の席を設けました。

 とかく男子はいくつになっても秘密クラブのようなものをでっちあげるワクワク感を求めてしまうものです。他聞に漏れずぼくもそういった指向が強いクチなので、ちょっとした根回しに余念がありませんでした。


 そんなわけで、ここで「吉っ読」結成を宣言させていただきます。数あった名称案から総意を得たネーミングです(ちなみにぼくが出した案「大吉会」は落選)。読み方は「きっちょむ」です。ローマ字表記では「KITI−YOM」。キッチュでキャッチーなキッチョム。きっと浸透するはずです。してほしい。してもらわないと困ります。

 僭越ながら弘栄堂の岡田さんと共に小生が「吉っ読」の代表を務めさせていただきます。追々ウェブに窓口を設けるつもりですが、とりあえずご連絡はこちらにお願い致します。

 吉祥寺の街としての魅力は多彩です。様々な雑誌で特集が組まれることからも伺えることです。書店並びに本という画材で、そこにもう一色加えることが出来るのではないでしょうか。本の磁場の強い新宿を東に、新たに本の街としての存在感を打ち出す立川を西に持つ吉祥寺というポジションで何が出来るのか。挑戦しがいのある課題です。地元のお客さんを大事にしながらも、他地域から本の街としての吉祥寺に足を運んでいただける仕組みを創っていくことが目標です。


 参考にさせていただきたい魅力的な前例がいくつかあります。まず以前にも書いた千葉の「酒飲み書店員の会」の方々の活動です。自前で賞を設けて単品仕掛け販売を成功させてらっしゃいます。それから東京・千駄木の往来堂書店さんを中心とした「不忍ブックストリート」の方々。古書店とも連動した地域密着でのおもしろイベントに他地域の本好きも吸い寄せてしまう理想的な活動で知られます。そしてお隣西荻窪でも、新刊書店、古書店の結束からおもしろい活動が生まれているようです。

 はっきり申し上げて、羨ましくて仕方がないのです。よって参考にするというよりも、憧れてモノマネをさせていただくといった方が正確かもしれません。追々独自の方向性は見えてくるとおもうので、最初は開き直ったモノマネスタンスでやっていくつもりです。

 具体的な活動内容につきましては、次回紹介させていただきます。

(2007/6/1)

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