出版業界 専門紙 新文化 出版業界スケジュール 情報掲示板 連載コラム 編集長のページ


2020年

日販GHDの連結決算、黒字転換。日販の取次事業は3期連続の営業赤字

6月26日、日販グループホールディングスと日本出版販売が19年度(19.4.1〜20.3.31)連結決算を発表した。連結子会社27社を含めた連結売上高は5159億2200万円(前年比5.5%減)、営業利益24億7400万円(同141.0%増)、経常利益24億4100万円(同125.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7億8100万円(前年は2億0900万円の損失)。日本出版販売の営業赤字が続く一方で、それ以外の7事業がすべて黒字に。固定費も削減させ、最終利益は黒字転換した。
日本出版販売は昨年10月1日、日販GHDに社名変更し、持株会社に移行している。新会社の日販≠ナは、3月末までの下期のみを経営実績として発表した。その売上高は2136億7400万円、営業損失7200万円、経常利益4400万円、当期純利益2億8800万円。なお、参考資料として、昨年4月から今年3月末までの管理会計上の通期業績は売上高4139億3100万円、営業損失2億5300万円、経常損失4100万円、当期純損失2億8200万円。日販における取次事業の営業損失は3億1400万円、経常損失は1億4000万円。同社の奥村景二社長は、会見の席上、今後も業界三者のビジネスが成立して、出版物を安定して流通し続けられるようにするため、「コストの主体を明確にした上で、取引先と共有し、新たなルールをつくっていくこと」の重要性を示した。

【2020年6月29日更新】

博報堂DYHD、増収減益決算に

博報堂DYホールディングスは5月22日、取締役会で2020年度3月期の連結決算(19.4.1〜20.3.31)を承認し、決算短信を公表した。
売上高は1兆4662億4900万円(前年同期比1.5%増)で増収。利益面では、売上総利益は3324億9900万円(同2.4%増)、営業利益は551億3100万円(同15.6%減)、経常利益は581億円(同15.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は448億9300万円(同5.0%減)の減益決算となった。
種目別では、「4マスメディア」では全種目で前年同期実績を下回った一方で、「インターネットメディア」が引き続き堅調に推移。「クリエイティブ」「アウトドアメディア」なども対前年で増加し、「4マスメディア」以外の合計では前年を上回った。
売上高を得意先業種別にみると、「官公庁・団体」「情報・通信」「エネルギー・素材・機械」が増加。「飲料・嗜好品」「ゲーム・スポーツ・趣味用品」「不動産・設備投資」が減少した。

【2020年6月2日更新】

トーハン決算、創業以来初の経常赤字

5月29日、取締役会を行い、第73期(19.4.1〜20.3.31)の単体・連結決算を承認。同日午後にその概要を発表した。
単体決算の売上高は3834億8900万円(前年比3.5%減)、営業利益19億7600万円(同53.8%減)、経常損失4億7200万円(前年は21億3900万円の利益)、当期純損失55億9200万円(前年は6億5200万円の利益)。
経常損失の概況を事業別にみると、「取次事業」が19億9200万円の損失、「不動産事業」が13億5200万円の利益、「新規事業」が1億1200万円の損失、「株式配当金」が2億7700万円の利益。
連結決算の売上高は4082億4900万円(同2.1%減)、営業利益は13億1900万円(同66.1%減)、経常損失は14億5700万円(前年は18億1900万円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失は59億8500万円(前年は5億3100万円の利益)。
13社ある「書店系子会社」の売上高は約590億円。期中の新規店は6店、閉店は22店で、期末の店舗数は286店。

【2020年6月1日更新】

小学館決算、3期連続で増収

5月21日、東京・千代田区の本社で株主総会および取締役会を行い、第82期(2019.3.1〜20.2.29)決算と役員人事を確定した。売上高は977億4700万円(前年比0.7%増)で3年連続の増収。営業利益は非公開だが、経常利益は55億7700万円(同26.8%増)、当期利益は39億2600万円(同11.6%増)と増収増益となった。売上高の内訳は、「出版売上」497億1000万円(同8.8%減)、「広告収入」107億2900万円(同1.5%増)、「デジタル収入」248億5400万円(同21.1%増)、「版権収入」124億5400万円(同8.6%増)。
出版部門では、「雑誌」207億0200万円(同9.8%減)、「コミックス」166億6800万円(同9.1%減)、「書籍」106億8800万円(同0.1%減)、「パッケージソフト」16億5200万円(同33.3%減)。役員人事は全員再任。新任も昇任も退任もなく、一部の管掌を変更するにとどめた。 

【2020年5月26日更新】

三洋堂HDの連結決算、最終利益13億円の損失

三洋堂ホールディングスは5月15日、2020年3月期(19.4.1〜20.3.31)の連結決算概要を発表した。売上高は199億6500万円(前年比2.1%減)、営業利益は1億5100万円(同370.1%増)、経常利益は2億0700万円(同226.9%増)、親会社株主に帰属する当期純損失は13億0400万円(前年は3億0800万円の損失)。減損会計や繰延税金資産の取崩しがあったことで最終赤字となった。
個人顧客事業では、「書店」が同2.6%減、「レンタル」が同12.3%減となったが、新規事業、文具・雑貨・食品、古本、TVゲームの4部門が健闘した。
役員人事は6月23日、非常勤取締役の小林憲司氏が退任予定。

【2020年5月18日更新】

KADOKAWA、減収増益の決算に

5月14日、2020年3月期(19.4.1〜20.3.31)の連結決算を発表。売上高は2046億5300万円 (前年比1.9%減)、営業利益は80億8700 万円(同198.7%増)、経常利益は87億8700万円(同108.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は80億9800万円(前年は40億8500万円の純損失)の減収増益決算となった。
出版事業は売上高1173億3000万円(前年比1.2%増)。そのうち電子書籍・電子雑誌は90億円超と好調に推移、過去最高の売上高となった。営業利益は物流費の増加などが影響し、同13.9%減の62億4800万円。
同日に行われた取締役会で、新役員体制案も発表。6月開催予定の定時株主総会および取締役会の決議をもって、正式に決定される。新取締役には山下直久、加瀬典子ら4氏が就任、関谷幸一、芳原世幸の2氏は退任する。関谷、芳原の両氏は、取締役退任後も引続き専務執行役員を務める。

【2020年5月15日更新】

インプレスホールディングス、営業利益は3ケタ増に

2020年3月期(19.4.1〜20.3.31)の連結決算を発表。売上高は135億0700万円(前年比5.2%増)、営業利益は4億3100万円(同107.0%増)、経常利益は5億2100万円(同78.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億7400万円(同21.0%減)。コンテンツ事業は同4.0%増の109億5500万円。雑誌の売上げが減少したものの、ITメディアと連携したイベントやデジタルメディア広告が好調だった。
21年3月期の連結業績予想は、新型コロナウイルスの感染拡大による出版販売などへの影響が算定できないため、公表していない。

【2020年5月14日更新】

メディアドゥホールディングス、増収増益決算に

このほど、2020年2月期(2019.3.1〜20.2.29)決算を発表。売上高は658億6000万円(前年比30.2%増)、営業利益は18億5300万円(同26.3%増)、経常利益は17億6100万円(同18.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は8億8400万円(前期は12億4300万円の純損失)となり、最高益を計上した。
同社の売上構成比98%を占める電子書籍流通事業は、売上高が645億2900万円(前年比28.7%増)、営業利益は18億6100万円(同15.0%増)。新型コロナウイルスの影響により20年3月の業績好調を受けて、藤田恭嗣社長は「巣ごもり消費により、電子書籍の利用がさらに促進する可能性がある」と動画配信された説明会で話した。

【2020年5月1日更新】

丸善CHIホールディングス、営業利益6.8%増に

さきごろ、2020年1月期(19.2.1〜20.1.31)の連結決算を発表した。売上高は書籍販売の減少などにより1762億2580万円(前年同期比0.5%減)だったが、利益面では原価および販管費の削減に努めた結果、営業利益は34億5400万円(同6.8%増)、経常利益は32億9900万円(同5.9%増)。親会社株主に帰属する当期純利益は20億7700万円(同14.3%減)。21年1月期の連結決算予想は、新型コロナウイルスの感染拡大が続いているため、3月13日現在、未定となっている。

【2020年3月17日更新】

講談社決算、「21世紀に入って最高の数字(利益)」(野間社長)

2月20日、東京・文京区の本社で株主総会および取締役会を行い、第81期(2018.12.1〜19.11.30)の決算と役員人事を決め、同日発表した。売上高は1358億3500万円(前年比12.7%増)。営業利益は約89億円(同293.8%増)、経常利益は約112億円(同139.3%増)、当期純利益は72億3100万円(同152.9%増)と大幅増益になった。
売上高の内訳は、「製品」643億1000万円(前年比3.9%減)、「広告収入」59億2600万円(同18.4%増)、「事業収入」613億7000万円(同38.5%増)。「その他」10億6700万円(同0.5%増)、「不動産収入」31億6000万円(同0.3%増)。
会見に臨んだ野間省伸社長は、「21世紀に入って最高の数字を出せた」とし、出版の構造改革に意欲をみせた。

【2020年2月20日更新】

ワンダーコーポレーション第3四半期、減収増益に

さきごろ、第3四半期(2019.4.1〜同12.31)連結決算の概要を発表した。なお、同社は2019年3月期に決算日を2月末日から3月31日に変更した。前年同期比は同期間での対比としている。
売上高は459億9200万円(前年同期比7.9%減)、営業利益は7億2700万円(同236.6%増)、経常利益は7億3100万円(同241.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億3900万円(前年同期は31億5700万円の損失)の減収増益決算となった。これにより、純資産は前年度末から5億6000万円増加し、65億4800万円となった。
売上高は減少したが、不採算店舗を「WonderGOO」10店、「新星堂」22店、「TSUTAYA」12店閉鎖し、事業収支は改善した。
第3四半期末の店舗数は、「WonderGOO」69店(うちFC7店)、「WonderREX」28店(同2店)、「TSUTAYA」83店、「新星堂」85店、「その他」13店(同7店)、計278店。

【2020年2月18日更新】

スターツ出版、増収増益の決算に

2月13日、2019年(2019.1.1〜同12.31)の決算を発表。売上高は49億0200万円(前年比4.1%増)、営業利益は5億7500万円(同13.9%増)、経常利益は6億8000万円(同15.6%増)、当期純利益は4億1500万円(同10.0%増)で増収増益となった。
セグメント別では、月刊誌「オズマガジン」などを展開している東京マーケティングドメインの売上げは、32億5900万円(同1.4%増)、営業利益は2億1800万円(同37.7%減)。大人向け恋愛小説レーベル「ベリーズ文庫」などを展開している投稿コンテンツドメインの売上げは、16億4200万円(同10.0%増)、営業利益は4億4800万円(同88.4%増)だった。

【2020年2月17日更新】

三洋堂HD第3四半期連結決算、売上高3.5%減

三洋堂ホールディングスは2月14日、2020年3月期第3四半期(2019.4.1〜同12.31)の連結決算について発表した。
売上高は146億7900万円(前年比3.5%減)、営業損失2100万円(前年同期は1200万円の黒字)、経常利益は1300万円(同54.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失3100万円(同2500万円の黒字)。
主力である「書店部門」の売上げが92億1600万円(同4.3%減)と減少した。店舗数は1月末時点で78店舗。
通期の連結業績については、売上高200億円(前年比2.0%減)、営業損失9000万円(前年同期は3200万円の黒字)、経常損失6000万円(同6300万円の黒字)、親会社株主に帰属する当期純損失1億3000万円(同3億0800万円の黒字)と予想している。

【2020年2月14日更新】

トップへ

購読お申込み
「新文化」案内
会社概要
アクセス・地図
出版物
お問い合せ
メール送信
リンク

 

新文化通信社