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第1回 来たれ!書店道場へ
 書店道場【店長編】第1クールは定員近い9名の参加でスタートした。
 チェーン店から単独店、これからの出版界を担う若手に、歴戦を繰り広げてきたベテラン勢も加わった。第2クールはあるチェーン店に特定して進行中である。そして現在第3、第4クールの参加者を募集中。
 
 第1クールの冒頭で参加メンバーに15の問題を投げかけたが、そのなかからいくつかご紹介したい。
 ・お客さまからみて良い書店の条件とは?
 ・文庫やコミックは売れる、なら一番いい場所がいいか?
 ・棚陳列と面見せ陳列のどちらがいいか、その基準は?
 ・平積みと面見せはどう違う? いかに使い分けるか。
 ・書店のやる気と力を知るため、最初に見るべきジャンルはどこ?
 ・若い人たちと働くポイントは?
 
 これらは店長時代、実際に直面した問題でもあった。あなたなら、これらの問いにどう応えるだろうか?
 書店道場には特長がある。箇条書きで記すと、@売上アップを実現するための統合的なセミナー、A定員10人の少数精鋭主義、B実際の店舗診断を組み入れ、参加者の提案を講評すること、Cパワーポイントやボード使用に店舗診断を加えた立体的な講座、D懇親会(別会計)で全ての希望店に無料相談会を行うなど。マーケティングからマネジメント、経営までを統合して行うことも大きな特長といえる。
 
 第3クール以降は、本部関係者や主任・チーフなどの売場リーダーも参加できる。さらにチェーン店や共同申込みの場合は5人以上で出張開催が可能である。講座の内容はチラシ(詳細はこちら、PDFファイルをダウンロード。申込み、問合せはメール=shotendojo.7102●gmail.comまで ※●=@)をご覧になっていただきたい。
 
 第1クールの参加者に推薦コメントをもらった。店名・氏名入りで掲載したい(氏名50音順)。
 
阿部 大輔氏(TSUTAYA LALAガーデンつくば ブック担当)
 「極められた書店経営スキルと、売上アップに必要なノウハウを伝授していただき、今後の業界における荒波を乗り越える自信がつきました!書店店長業務に係わるマネジメントや、店舗におけるマーケティング、スタッフ教育など、売上アップに関する様々なノウハウを総合的に修得できます。講師に直接相談を聞いていただくことで自店のさまざまな課題が浮き彫りになり、運営改善の糸口となります」
 
出冲 慶太氏(山下書店大塚店店長)
 「書店道場が終わって店に戻ると、いつも見ていたはずの売場の景色が一変していました。『あれもできる、これもできる』。どうやって売上を上げていけばいいのか、課題が鮮明に見えてくるではありませんか。昨今の出版不況下において『書店道場』という存在は、書店員である私にとって、まぎれもなく『光明』でした。
売上は能動的に『上げる』ものであって、『上げたい』という希望で終わるものではない。『書店道場』は徹底的に現実的でした」
 
井上 健司氏(井上書店店長)
 「講師の底力を体感した3日間でした。講師はこれまでのキャリアを出し切っています。一見些細なことから大局に至るまで忘れていた基本を思い出し、これからの展望が少しだけ明るいものとなりました。書店を続けていく勇気をもらいました。1店舗に1人、受講したスタッフがいると心強い!」
 
北 哲司氏(八重洲ブックセンター本店係長)
 「書店道場に学ぶことは店長・売場責任者として日々の業務に携わっていく中で日頃疑問に思っていたことに回答が与えられるだけではありません。今まで知らなかったこと、そして考えもしなかったことを学ぶ喜びが参加することにより得られます。
書店道場のテキストは書店業務のミクロからマクロまで、理論から実務までとありとあらゆる情報が詰め込まれています。テキストを一読するだけでも参加する意義があると思いますが、講師自身の経験に裏打ちされた言葉を聞くことによってテキストは一層意味のあるものとして生きてきます」
 
草K 主税氏(有隣堂商品グループ統括)
 「頭の中にはあるが、上手くアウトプットできなかった『本屋のノウハウ』を、科学的かつ情熱的に教えていただきました。まさに『目からウロコが落ちる授業』です。
 
齋藤 正夫氏(うさぎや自治医大店店長)
 「改めてリーダーとはどういったものかを学ぶことができ、漠然としていたものが解消されました。ありがとうございました」
 
佐々木 哲也氏(川又書店エクセル店店長)
 「いつの間にか書店の作業が応用ばかりになっていました。『書店道場』を通して書店人としての基本が改めて学べました。店長向け『書店道場』となっていますが、ルーキーの方でもとても面白くためになると思います。現場力を上げたい(上げさせたい)と思っている方、ぜひご参加下さい」
 
橘 大介氏(文悠本店)
 「書店とは何か、何をすれば良いのか、1番大切な基礎がしっかり身に付きます。また、いま書店のことを誰よりも熱心に考えている仲間と学べます」
 
辻中 瑞保氏(大垣書店四条店店長)
 「漠然と教わってきたことが、文字になり、言葉になり、とても体に染み込みました。受講してとてもよかったです。今後の自分の歩き方も教わりました」
 
 参加者には感謝の言葉しかない。
 書店道場で伝えたいことはただひとつ。「書店の売上はまだまだ上げられる」ということに尽きる。そのことによってのみ書店の再生は可能となる。ではどうすれば売上は上がるのか。そのことをあらゆる観点から伝えるのがこの道場の役割である。
 
 講座は全3日、1日4時間、合計12時間(奇数月第1・第3火曜、翌月第1火曜、時間は14時から18時まで)。第3クールが7月4日、18日、8月1日、第4クールが9月5日、19日、10月3日という日程となる。書店再生を願っている方々に呼び掛けたい。来たれ!書店道場へ、と。

(書店・出版コンサルタント 青田恵一)

(2017年5月18日更新)
青田恵一プロフィール
福島県出身。書店勤務などを経て、現在、株式会社青田コーポレーション代表取締役。書店 ・出版コンサルタント。中小企業診断士。
主著『よみがえれ書店』 『書店ルネッサンス』『たたかう書店』 『棚は生きている』『たたかうお店のバイブル13冊』『理想の書店』(すべて青田コーポレーション出版部発行:八潮 出版社発売)
               
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