NIPPAN Conference2025、富樫社長が決算概要を報告

5月13日、東京・文京区の東京ドームホテルに400人を超える取引先関係者を招いて開催。日販グループホールディングスと日販の社長を務める富樫建氏が基調報告した。3月期(24.4.1~25.3.31)連結決算は減収で、経常利益8億円だったと報告。前年より約20億円改善して黒字転換した。取次事業以外、すべての事業が黒字。日販単体では18億円の経常損失を計上する見通しと伝えた。「日販を持続的な事業に作り変える」と語った。書店においてはブックセラーズ&カンパニーの売上げ占有率を6割以上にして、30%以上の粗利率を目指すとした。複合商材として文具に注力する。
その後、中西淳一専務が「書店様・出版社様と実現したい出版サプライチェーン」、田中宏樹常務が「書店様に提供する施策の現況」をテーマにプレゼンした。