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くもん出版『鳥居きみ子』、読書感想文全国コンクールの課題図書に
くもん出版『鳥居きみ子:家族とフィールドワークを進めた人類学者』がさきごろ、第71回「青少年読書感想文全国コンクール」中学校の部の課題図書に選定された。 鳥居きみ子氏は女性の活躍が困難であった明治から昭和にかけ、家族とと […] -
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「未来屋アオハル文学賞」表彰式、2作同時受賞に
未来屋書店は8月6日、東京・千代田区の出版クラブホールで第1回「未来屋アオハル文学賞」の表彰式を行った。同賞の大賞受賞者は『15歳の昆虫図鑑』(講談社)の五十嵐美怜氏と『かなたのif』(フレーベル館)の村上雅郁氏。平川雅 […] -
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「大阪ほんま本大賞」、『幸村を討て』(中公文庫)に
OsakaBookOneProject実行委員会はこのほど、第13回「大阪ほんま本大賞」に、今村翔吾『幸村を討て』(中公文庫)を選出し、関西近隣エリアの書店約800店が増売し始めた。大阪に関係する小説を対象に、関西地区の […] -
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講談社「青い鳥文庫」夏のフェア、ブルーロックとコラボ「青い檻文庫」で受注3倍に
講談社による「ブルーロック×青い鳥文庫 エゴイストたちが読んだ青い檻文庫」フェアが7月10日から、全国の書店1100店舗超で順次スタートしている。青い鳥文庫の7銘柄に、同社の人気サッカー漫画「ブルーロック」のキャラクター […] -
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くまざわ書店、「戦争と平和について考えるフェア」200店規模で
「兵士の記録、戦時下の暮らし、戦後を生きた人々の言葉を通じて、過去を知り、今を考えるきっかけになれば」とし、全社を挙げて取り組んでいる。同社の熊沢真社長をはじめ、全国のチェーン店や本部のスタッフがノンフィクション、歴史、 […] -
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小説『8番出口』(水鈴社)、初版10万部で発売即重版も
水鈴社は7月9日、川村元気『8番出口』(文庫サイズ、本体888円)を初版10万部で発売。強い反響を受け、同日には早くも2刷1万5000部の発売日重版を決めた。 同書は、8月29日公開の映画「8番出口」(配給=東宝)の監督 […] -
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NHK出版「夏の100分de名著フェア」、受注額1億円超で過去最高に
毎年恒例の同フェアに968書店から申込みがあり、その受注金額が過去最高の約1億0658万円(本体価格ベース)となった。「100分de名著ブックシリーズセット」(書籍)は30点と10点、「別冊100分de名著シリーズセット […] -
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河出書房新社、王谷晶「ババヤガの夜」文庫版21万部を重版
このほど、英国版の同書が「ダガー賞」翻訳部門で受賞したこと受け、文庫版21万部、単行本4000部の重版を決めた。重版分は7月10日以降順次、書店へ出荷予定。同社では同4日早朝の知らせを受け、文庫版3万部、単行本2000部 […] -
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朝日文庫『国宝(上・下)』、映画ヒットで100万部突破
朝日新聞出版が刊行する吉田修一『国宝(上・下)』(朝日文庫)の累計発行部数が、このほど上下巻あわせて100万部を突破した。6月6日に公開された映画版(配給=東宝)の大ヒットを受け、原作小説の売上げも急伸している。 朝日新 […] -
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王谷晶「ババヤガの夜」英訳版、「ダガー賞」翻訳部門を受賞
現地時間の7月3日、英国・ロンドンで発表された。同賞の日本人受賞は史上初めて。受賞作は、文芸誌「文藝」2020年秋季号で全文発表し、同年10月に河出書房新社で単行本化、2023年5月に同社で文庫化された。日本国内の累計発 […] -
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ビーグリー、2025年上半期の電子コミックランキング発表
電子コミックストア「まんが王国」を運営するビーグリーは6月27日、上半期ランキングを発表。同時にその対象作品の無料試し読みの「増量キャンペーン」を始めた。総合部門の1位は「元婚約者から逃げるため吸血伯爵に恋人のフリをお願 […] -
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文芸社、竜樹諒『天使の遺言』で書店注文殺到
6月15日に発売した後、コヤッキースタジオ氏がYouTubeで取り上げ、同23日から同社販売部にある電話3回線が鳴りっぱなしの状況。26日時点でも電話が鳴り止まないという。 文芸社では発売前に4万4000部を増刷、23日 […] -
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第58回「造本装幀コンクール」、各入賞作品決まる
日本書籍出版協会と日本印刷産業連合会はこのほど、第58回「造本装幀コンクール」の審査会を行い、出品された308点から22点の入賞作品を決めた。 文部科学大臣賞は『Notochrome 湯浅啓写真集』(龜鳴屋)、経済産業大 […] -
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第173回「芥川賞」「直木賞」の候補作決まる
6月12日、主催する日本文学振興会が両賞の候補作を発表した。受賞作は7月16日に決定する。候補作は次の通り。 【芥川賞】 グレゴリー・ケズナジャット「トラジェクトリー」(「文學界」6月号) 駒田隼也「鳥の夢の場合」(「群 […] -
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「有隣堂しか知らない世界」ハヤシPの著書、1時間で事前予約2286冊
有隣堂のYouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」のプロデューサーであるハヤシユタカ氏の初の著書、『愛される書店をつくるために僕が2000日間考え続けてきたこと』(クロスメディア・パブリッシング)の限定特典付きバ […] -
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未来屋書店、「未来屋アオハル文学賞」を創設
このほど、創立40周年を記念して創設した。同社の児童書アドバイザーが「10代に今、読んでほしい」書籍を選定。7月18日に候補作のなかから、大賞作品を決定する。 第1回の対象は、昨年3月から今年3月に刊行した書籍。同日から […]