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本の話題
第173回「芥川賞」「直木賞」の候補作決まる
6月12日、主催する日本文学振興会が両賞の候補作を発表した。受賞作は7月16日に決定する。候補作は次の通り。 【芥川賞】 グレゴリー・ケズナジャット「トラジェクトリー」(「文學界」6月号) 駒田隼也「鳥の夢の場合」(「群 […] -
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「有隣堂しか知らない世界」ハヤシPの著書、1時間で事前予約2286冊
有隣堂のYouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」のプロデューサーであるハヤシユタカ氏の初の著書、『愛される書店をつくるために僕が2000日間考え続けてきたこと』(クロスメディア・パブリッシング)の限定特典付きバ […] -
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未来屋書店、「未来屋アオハル文学賞」を創設
このほど、創立40周年を記念して創設した。同社の児童書アドバイザーが「10代に今、読んでほしい」書籍を選定。7月18日に候補作のなかから、大賞作品を決定する。 第1回の対象は、昨年3月から今年3月に刊行した書籍。同日から […] -
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第17回「角川春樹小説賞」、坂井氏の『砂上の王国』に
角川春樹事務所は5月29日、都内で最終選考会を行い、受賞作に坂井のどか『砂上の王国』を選出した。 今回の応募作品は395点。最終選考委員である作家の北方謙三、今野敏、今村翔吾の3氏と同社の角川春樹社長が最終選考に残った3 […] -
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第3回「音楽本大賞」決まる
5月23日の最終選考で、第3回音楽本大賞(音楽本大賞実行委員会主催)受賞作は、金成玟著『日韓ポピュラー音楽史』(慶應義塾大学出版会)に決定した。 授賞式は6月26日午後7時、東京・千代田区の月花舎で開催される。 -
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「看販会 看護書大賞2025」の投票開始
看護書を発行する出版社8社で組織する「看護書販売を考える会」は6月1日から、「看販会 看護書大賞2025」の投票受付を始めた。今年で2回目。 例年実施する「看販会フェア」の銘柄をエントリー作とし、看護師などの医療従事者、 […] -
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大手取次2社の上半期ベストセラー、「大ピンチずかん」シリーズ(小学館)が上位に
5月30日、トーハンと日本出版販売が2025年の上半期ベストセラーを発表。トーハンの総合部門は、鈴木のりたけ「大ピンチずかん」シリーズ(小学館)が1位となった。日販の総合部門でも『大ピンチずかん3』が1位、『大ピンチずか […] -
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オリコンの上半期ベストセラー、BOOK1位は「大阪・関西万博ぴあ」(ぴあ)
5月29日、2025年の本の上半期ランキングを発表した。BOOKランキング1位は『大阪・関西万博ぴあ』(ぴあ)。4月13日に開幕した「大阪・関西万博」のガイドムックで、期間推計39万4072部を売り上げた。2位は両@リベ […] -
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文芸社『天使の遺言』事前注文3万部超、発売前重版は4万4000部に
6月15日に発売する同書に書店からの事前注文が殺到。著者は「大災害は2011年3月」と表紙に描いて『私が見た未来』(1999年、朝日ソノラマ)を執筆した竜樹諒(たつき諒)氏。予知夢で東日本大震災を当てた。「本当の大災難は […] -
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工パブリック、新刊単行本にRFID装着
総合出版流通サービスを手がける工藤グループの工(たくみ)パブリックは5月20日に発売した単行本、DJ ATOM『終わりなき魂』にRFIDを装着した。トッパン・フォームズ㈱から仕入れた5cm強のタグを本の背にシール貼りした […] -
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第30回「日本絵本賞大賞」、五味太郎『ぼくは ふね』(福音館書店)に
全国学校図書館協議会(全国SLA)はこのほど、第30回「日本絵本賞大賞」に五味太郎『ぼくは ふね』(福音館書店)を選出した。 「日本絵本賞」は『ひとのなみだ』(文=内田麟太郎、絵=nakaban、童心社)と『ゆきのこえ』 […] -
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三島賞に中西智佐乃「橘の家」、山本賞は新川帆立「女の国会」
新潮文芸振興会は5月16日、都内で第38回「三島由紀夫賞」と「山本周五郎賞」の選考会を行い、三島賞に中西智佐乃「橘の家」(「新潮」3月号)、山本賞は新川帆立『女の国会』(幻冬舎)を選出した。「橘の家」の単行本は6月26日 […] -
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「WiNK UP」(ワニブックス)最終号、完売店続出
5月7日発売の6月号をもって休刊する「WiNK UP」が、近年では異例の初速を示して好調。完売店が相次ぎ、5月16日時点で実売率90%を超えている。現在、発売日当日に2刷、5月16日に3刷を決めた。累計発行部数は12万部 […] -
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第56回「大宅壮一ノンフィクション賞」、西﨑伸彦氏の著書に
日本文学振興会は5月15日、第56回「大宅壮一ノンフィクション賞」に西﨑伸彦『バブル兄弟 “五輪を喰った兄” 高橋治之と “長銀を潰した弟” 高橋治則』(文藝春秋)を選出した。同書は1月に刊行。「週刊文春」2023年12 […] -
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「自然科学書フェア2025」、大垣書店イオンモールKYOTO店で
5月15日から大垣書店イオンモールKYOTO店(京都)で始まった。自然科学書協会に加盟する出版社46社が1666点を出品。前年の2倍規模となる約3600冊を陳列した。7月6日まで。 理学、工学、農学、医学、家政学の5分野 […] -
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第38回「三島賞」「山本賞」の候補作決まる
4月18日、両賞を主催する新潮文芸振興会が発表した。受賞作は5月16日に決定する。候補作は次の通り。 【三島由紀夫賞】 小林エリカ『女の子たち風船爆弾をつくる』(文藝春秋) 畠山丑雄『改元』(石原書房) 待川匙『光のそこ […]