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本の話題
小説『8番出口』(水鈴社)、初版10万部で発売即重版も
水鈴社は7月9日、川村元気『8番出口』(文庫サイズ、本体888円)を初版10万部で発売。強い反響を受け、同日には早くも2刷1万5000部の発売日重版を決めた。 同書は、8月29日公開の映画「8番出口」(配給=東宝)の監督 […] -
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NHK出版「夏の100分de名著フェア」、受注額1億円超で過去最高に
毎年恒例の同フェアに968書店から申込みがあり、その受注金額が過去最高の約1億0658万円(本体価格ベース)となった。「100分de名著ブックシリーズセット」(書籍)は30点と10点、「別冊100分de名著シリーズセット […] -
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河出書房新社、王谷晶「ババヤガの夜」文庫版21万部を重版
このほど、英国版の同書が「ダガー賞」翻訳部門で受賞したこと受け、文庫版21万部、単行本4000部の重版を決めた。重版分は7月10日以降順次、書店へ出荷予定。同社では同4日早朝の知らせを受け、文庫版3万部、単行本2000部 […] -
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朝日文庫『国宝(上・下)』、映画ヒットで100万部突破
朝日新聞出版が刊行する吉田修一『国宝(上・下)』(朝日文庫)の累計発行部数が、このほど上下巻あわせて100万部を突破した。6月6日に公開された映画版(配給=東宝)の大ヒットを受け、原作小説の売上げも急伸している。 朝日新 […] -
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王谷晶「ババヤガの夜」英訳版、「ダガー賞」翻訳部門を受賞
現地時間の7月3日、英国・ロンドンで発表された。同賞の日本人受賞は史上初めて。受賞作は、文芸誌「文藝」2020年秋季号で全文発表し、同年10月に河出書房新社で単行本化、2023年5月に同社で文庫化された。日本国内の累計発 […] -
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ビーグリー、2025年上半期の電子コミックランキング発表
電子コミックストア「まんが王国」を運営するビーグリーは6月27日、上半期ランキングを発表。同時にその対象作品の無料試し読みの「増量キャンペーン」を始めた。総合部門の1位は「元婚約者から逃げるため吸血伯爵に恋人のフリをお願 […] -
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文芸社、竜樹諒『天使の遺言』で書店注文殺到
6月15日に発売した後、コヤッキースタジオ氏がYouTubeで取り上げ、同23日から同社販売部にある電話3回線が鳴りっぱなしの状況。26日時点でも電話が鳴り止まないという。 文芸社では発売前に4万4000部を増刷、23日 […] -
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第58回「造本装幀コンクール」、各入賞作品決まる
日本書籍出版協会と日本印刷産業連合会はこのほど、第58回「造本装幀コンクール」の審査会を行い、出品された308点から22点の入賞作品を決めた。 文部科学大臣賞は『Notochrome 湯浅啓写真集』(龜鳴屋)、経済産業大 […] -
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第173回「芥川賞」「直木賞」の候補作決まる
6月12日、主催する日本文学振興会が両賞の候補作を発表した。受賞作は7月16日に決定する。候補作は次の通り。 【芥川賞】 グレゴリー・ケズナジャット「トラジェクトリー」(「文學界」6月号) 駒田隼也「鳥の夢の場合」(「群 […] -
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「有隣堂しか知らない世界」ハヤシPの著書、1時間で事前予約2286冊
有隣堂のYouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」のプロデューサーであるハヤシユタカ氏の初の著書、『愛される書店をつくるために僕が2000日間考え続けてきたこと』(クロスメディア・パブリッシング)の限定特典付きバ […] -
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未来屋書店、「未来屋アオハル文学賞」を創設
このほど、創立40周年を記念して創設した。同社の児童書アドバイザーが「10代に今、読んでほしい」書籍を選定。7月18日に候補作のなかから、大賞作品を決定する。 第1回の対象は、昨年3月から今年3月に刊行した書籍。同日から […] -
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第17回「角川春樹小説賞」、坂井氏の『砂上の王国』に
角川春樹事務所は5月29日、都内で最終選考会を行い、受賞作に坂井のどか『砂上の王国』を選出した。 今回の応募作品は395点。最終選考委員である作家の北方謙三、今野敏、今村翔吾の3氏と同社の角川春樹社長が最終選考に残った3 […] -
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第3回「音楽本大賞」決まる
5月23日の最終選考で、第3回音楽本大賞(音楽本大賞実行委員会主催)受賞作は、金成玟著『日韓ポピュラー音楽史』(慶應義塾大学出版会)に決定した。 授賞式は6月26日午後7時、東京・千代田区の月花舎で開催される。 -
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「看販会 看護書大賞2025」の投票開始
看護書を発行する出版社8社で組織する「看護書販売を考える会」は6月1日から、「看販会 看護書大賞2025」の投票受付を始めた。今年で2回目。 例年実施する「看販会フェア」の銘柄をエントリー作とし、看護師などの医療従事者、 […] -
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大手取次2社の上半期ベストセラー、「大ピンチずかん」シリーズ(小学館)が上位に
5月30日、トーハンと日本出版販売が2025年の上半期ベストセラーを発表。トーハンの総合部門は、鈴木のりたけ「大ピンチずかん」シリーズ(小学館)が1位となった。日販の総合部門でも『大ピンチずかん3』が1位、『大ピンチずか […] -
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オリコンの上半期ベストセラー、BOOK1位は「大阪・関西万博ぴあ」(ぴあ)
5月29日、2025年の本の上半期ランキングを発表した。BOOKランキング1位は『大阪・関西万博ぴあ』(ぴあ)。4月13日に開幕した「大阪・関西万博」のガイドムックで、期間推計39万4072部を売り上げた。2位は両@リベ […]