第2回「アルパカ文学賞2025」、ベスト10決まる

「三省堂書店めくる塾」の講師で、オフィスアルパカ代表の内田剛氏が11月26日に発表した。内田氏が今年刊行された小説のなかから「なにを読んで分からない人」に向けてお勧め作品を選んだ。主催は三省堂書店めくる塾。1位は砂村かいり『へびつかい座の見えない夜』(東京創元社)、以下、②坂本葵『その本はまだルリユールされていない』(平凡社)、③実石沙枝子『マッドのイカれた青春』(祥伝社)、④瀧羽麻子『妻はりんごを食べない』(幻冬舎)、⑤瀬名和章『黄金と水飴のアパルトマン』(中央公論新社)、⑥藤岡陽子『春の星を一緒に』(小学館)、⑦清水晴木『永遠猫の祝福』(実業之日本社)、⑧額賀澪『読書感想文が終わらない!』(ポプラ社)、⑨髙田郁『星の教室』(角川春樹事務所)、⑩木野寿彦『降りる人』。セレモニーは後日行う予定。