■「新文化」最新号の1面特集は、【三洋堂書店、「スマート無人営業」で収益改善/導入26店舗に拡大、12店舗で24時間営業】
三洋堂ホールディングス(愛知)が三洋堂書店の書店事業を持続させるため、多角的な改革を行っている。昨年2月に導入した「スマート無人営業」は、全68店舗のうち26店舗に広がり、1号店である本新店(愛知・豊田市)では売上げ・利益ともに前年を上回った。他の店舗でも、人件費の削減を中心に収益の改善が確認されている。また、岐阜県内の3店舗では、無人営業時に使用する「顔認証システム」を日中の営業にも応用し、従業員1人での運営(ワンオペ)を検証する実証実験を8月から開始した。無人営業に舵を切り始めてから約1年9カ月。その現状と今後の経営戦略について取材した。(本紙・三浦俊介)
■最終面特集は、【一箱古本市・MAP作成、不忍ブックストリートの20年】
10月28日から11月16日まで、東京・谷中(台東区)のギャラリー・カフェ「HAGISO」で、「不忍ブックストリート20周年展」が開催された。主催の不忍ブックストリート実行委員会は「一箱古本市」の開催と「不忍ブックストリートMAP」の作成を軸に、本に関する活動を行ってきた。発起人であり前代表の筆者が、20年の活動を振り返る。(南陀楼綾繁)

