宮嶋印刷㈱(資本金1000万円、東京・新宿区、平林淑民代表)は11月19日、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。破産管財人は岩下明弘弁護士(三宅・石井・池田法律事務所、東京都新宿区新宿1-8-5、電話03-3356-5251)。債権届出期間は12月17日まで。
同社は1941年4月に創業。出版社と官公庁の定期刊行物の印刷を手がけていた。帝国データバンクによると、2009年に民事再生法の適用を申請後、得意先の企業がスポンサーとなり、12年に再生手続き終結決定を受けていたが、近年は雑誌の休刊などで印刷需要が減少。25年6月期の年売上高は約7000万円に落ち込んだため、事業の継続を断念した。負債は債権者約19人に対し、約2億1900万円。
