■「新文化」最新号の1面特集は、【「本を日常に取り戻したい」/著者と読者を繋ぐ、書店勤務30年「本に関わる恩返しを」/寄稿:オフィスアルパカ代表・内田剛氏】
本と読者を繋ぐ--そのために多くの関係者が汗を流している。オフィスアルパカの内田剛代表もその1人だ。長い間、書店に従事し「POP王」といわれた。独立後は小中高校で出前授業を行い、「本屋大賞」など数々のイベント運営にも関わる。そんな内田氏が感じる壁とはなにか。これまでの活動と課題について寄稿してもらった。(編集部)
■最終面特集は、【永松茂久著「人は話し方が9割」(すばる舎)、200万部ミリオン戦略の実録/ライツ社「読まない人に、本を売れ。」発売】
ライツ社がこのほど永松茂久『読まない人に、本を売れ。』(本体1600円)を発売した。同書は永松氏が書いた『人は話し方が9割』(すばる舎)がどのようにして生まれ、どんな経緯で「令和一売れた単行本」になったのか、その舞台裏を描いた実話だ。普段書店に足を運ばない人にどうすれば本を手にしてもらえるか、ロングセラーにしようとすると、あちらこちらから「もう飽きた」という声が聞こえてくる。そんな時、どうアプローチすればいいのか。これは成功物語ではなく、むしろ挫折を繰り返し、そのたびに奮起してきた著者と編集者と営業担当者が日本一という「夢」を叶えようと動いた実録である。(本紙・丸島基和)

