東栄紙業、破産手続き開始決定受ける

㈲東栄紙業(資本金500万円、東京・港区、飯田強志代表)は11月19日、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。破産管財人は松尾浩順弁護士(シグマ麹町法律事務所、東京都千代田区麴町4-3-3、電話03-5211-2222)。債権届出期間は12月17日まで。
同社は1964年6月に創業。報告書や議案書などの商業印刷と洋紙の販売を手がけていた。帝国データバンクによると、コロナ禍前は年商約1億円を計上していたが、コロナ禍以降はパンプレットなどの受注が減り、2024年3月期には約4000万円まで減少。同9月末に事業を停止していた。負債は債権者約21人に対し、約8868万円。