CCCアートラボ、ゴダール展の支援金募る 5月31日まで

カルチュア・コンビニエンス・クラブでアートの生活提案を行うCCCアートラボは7月4日から、東京・新宿区の王城ビルで展覧会「感情、表徴、情念 ゴダールの『イメージの本』について」を開催する。これに先立ち、クラウドファンディングで開催に向けた支援者を募っている。
同展は、2022年に死去したフランスの映画監督、ジャン=リュック・ゴダール氏最後の長編作品であり、カンヌ映画祭で史上初の「スペシャル・パルムドール」を受賞した「イメージの本」(18年公開)を映像インスタレーションとして再構成したもの。これまでにドイツやスイスなどで会場の特徴を活かした展示を行ってきた。
アーティスト/キュレーターは、映画「ゴダール・ソシアリスム」(10年公開)から撮影・音響・編集を手がけ、晩年のゴダール氏の右腕であったスイスの映画作家、ファブリス・アラーニョ氏が努める。
クラウドファンディングのリターンには、展覧会の先行入場券やオリジナルグッズ、世界で1500部限定の脚本ノートのレプリカブックなどを用意した。支援はクラウドファンディングプラットフォーム「GREEN FUNDING」のプロジェクトページから。支援期間は5月31日まで。
展覧会のチケット料金は税込2200円。一般チケット販売は6月から「ART PASS」で。展覧会期は8月31日まで。