インプレスHD決算、2期連続赤字 7月28日上場廃止へ

インプレスホールディングスは5月13日、2025年3月期(24.4.1~25.3.31)連結決算の概要を発表。売上高は143億8700万円(前年比0.5%減)、営業損失は2億3700万円(前年は4億8300万円の損失)、経常損失は1億2200万円(前年は3億6600万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は1億0500万円(前年は10億3600万円の損失)。損失幅は縮小も2期連続で赤字となった。
また同日開催の取締役会で、7月28日をもって上場廃止し、7月30日を効力発生日として普通株式330万6600株を1株に併合する方針を決めた。6月25日開催の株主総会に付議する。株式併合後の株主は現支配株主である、創業者・塚本慶一郎氏と同氏が代表取締役を務める資産管理会社㈲T&Co.となり、それ以外の株主の株式は裁判所の許可を得たうえでインプレスHDが1株あたり210円で買い取る。
非公開化により短期的な業績達成を求められる資本市場から離れ、中長期的な企業価値の向上を目指す。