メディアドゥ第1四半期決算、増収増益で推移

7月10日、2026年2月期第1四半期(25.3.1〜同5.31)連結決算の概要を発表。売上高は260億1100万円(前年同期比3.6%増)、営業利益は6億5400万円(同37.6%増)、経常利益は6億6900万円(同36.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億1800万円(同234.8%増)で、増収増益で推移している。
最終利益の大幅増は、MyAnimeListの売却益5億3100万円を計上したため。
電子書籍流通事業の売上高は242億0300万円(同4.1%増)、セグメント利益は12億0200万円(同4.5%減)。
戦略投資事業の売上高は21億6700万円(同1.8%減)、セグメント損失は1億4600万円(前年同期は3億8800万円の損失)。戦略投資事業は当期から、①国際事業、②IP・ソリューション事業、③SC事業の3領域で業績管理している。
当期を開始年度とする5カ年中期経営計画では①を注力領域とし、体制強化のため販管費を増加させた。②では日本文芸社の収益改善に努め、営業利益ベースで1億2100万円増加させて黒字化させた。③ではプロバスケチーム「徳島ガンバロウズ」が23年のBリーグ参入後、2年で黒字化。今シーズンも増収増益を目指している。