書店開業をサポートする「HONYAL」に500件以上の問合せがあり、スタートした昨年10月からすでに27店で取引開始。今後、47店が出店することが決まっている。同社の斎藤貴専務が7月25日に行われた出版梓会の「業界・会員社懇親簿集い」で発表した。今後も個人、地方自治体に働きかけ、地方創生に関する国の補助金も引き出していきたいという。
さらに、少ロットに対応するデジタル印刷を拡大し、品切れ・重版未定の本の売り逃しをなくしていきたいと語った。「失注」と呼ばれる出荷できない注文品は業界全体で「少なくても130億円」と推測。
適時供給を実現するために出版社との連携を深めたいと理解を求めた。