会員書店11法人で組織する大田丸は10月31日、東京・千代田区の紫紺館で第2回「BUN-1グランプリ2025」の表彰式を行い、松下龍之介氏『一次元の挿し木』(宝島文庫)がグランプリ作になったと発表した。宝島社が2年連続で受賞した。同文庫は40万部を発行するヒット作になっている。
今回は210人の書店員から141点の文庫が選出され、そのうち10点のノミネート作で、8月1日から9月30日までフェア展開した。10点の総販売数は約1万1000冊で、『一次元の挿し木』は2937冊で1位となった。
大田丸の会員書店は次の通り。今井書店、WAY、大垣書店、啓林堂書店、廣文館、東山堂、久美堂、ブックスタマ、文苑堂書店、豊川堂、朗月堂。
