日本出版クラブは1月7日、東京・千代田区の出版クラブビルで、「出版関係新年名刺交換会」を開催した。
野間省伸会長(講談社)は、『国宝(上・下)』(朝日新聞出版)の好調や海外における日本文学ブームなど昨年の明るい話題に触れつつ、「業界の大きな課題は書店数がこの20年でほぼ半減していること。これを受け、昨年6月には経済産業省から『書店活性化プラン』が公表された。出版界が豊かに発展するためには書店の活性化が不可欠だ」と問題意識を提示。
「日本の出版物の推定販売金額は1996年をピークに右肩下がりを続け、昨年は書籍・雑誌を合わせて1兆円を切ったのではと言われている」とし、「『出版界の失われた30年』に終止符を打つために、迅速で大きな改革が必要だ」と危機感を示した。
写真=左から日本雑誌協会の飯窪成幸副理事長(文藝春秋)、日本書店商業組合連合会の矢幡秀治会長(真光書店)、野間会長、日本書籍出版協会の小野寺優理事長(河出書房新社)、日本出版取次協会の近藤敏貴会長(トーハン)

