1月14日、日本文学振興会が主催する第174回「芥川賞・直木賞」の選考会が行われ、芥川賞は鳥山まこと『時の家』(講談社)と畠山丑雄『叫び』(新潮社)、直木賞は嶋津輝『カフェーの帰り道』(東京創元社)に決まった。東京創元社の刊行作品の直木賞受賞は史上初めて。
同日、都内で行われた会見で直木賞選考委員の宮部みゆき氏は「連作短編集だが、各編ごとに魅力的な登場人物が描かれていた。読者を幸せな気持ちにさせてくれる」と講評。56歳の嶋津氏は「この年で直木賞受賞に到達できたというのは、本当に面白い人生だなと思います」と語った。受賞を受けて講談社、新潮社、東京創元社は同日に重版を決定。新潮社によると『叫び』の増刷分は同22日以降、書店に着荷する予定だという。
写真=左から嶋津氏、畠山氏、鳥山氏

