第1回「前橋ブックフェス2022」、「ありえない光景」

群馬・前橋市の中心街、「中央通り商店街」で開催された。同フェス実行委員会が主催。前橋市の山本龍市長が委員長、煥乎堂の小林卓郎社長が委員に就き、㈱ほぼ日の糸井重里社長がプロデュースした。
同フェス実行委員会は全国の生活者に「自宅で眠っている本」を募集。集まった約2万5000冊の本を約500メートルにおよぶ商店街の中央に並べた。
客は本部で1000円を支払い、リストバンドを身につけると、展示された本を何冊でも持ち帰ることができる。「リアルなサブスク方式」で初めてのブックフェスを企画・運営した。
近年、中央通り商店街は「シャッター商店街」と呼ばれるほど店舗が閉店し、往来する人が少なかった、両日はファミリー層、カップル、高齢者など幅広い層の客が押し寄せて夕刻まで人が絶えなかった。小林社長は「どこから来たのか分からない。ありえない光景」と話した。2日間でのべ1万5000人の人出と推察されている。