日販、来年4月から首都圏エリアで流通再編

日本出版販売は首都圏の自家配送地区を先行エリアとして、来年4月から順次、「サプライチェーン改革」を実行していく。「納品時間指定の緩和」や「納品場所を変えた荷渡しの時間短縮」を図り、配送コースの新ダイヤグラムをつくり直し、「書店とコンビニの同一配送」を試行していく。まずは、神奈川地区を担当する運送会社1社で新たなコースに再編し、来年4月からの稼働を目指す。他の3社も順次開始する。さらに、日販は他の運送会社10社と協議して新ダイヤグラムを検討していく。