雑協、雑誌販促にレシートアプリ「CODE」を活用

日本雑誌協会の次世代雑誌販売戦略会議(次世代会議)は11月発売の雑誌から、レシートをスキャンすることでポイントなどが得られるアプリ「CODE」とコラボし、雑誌購入時のレシートからポイントが得られるキャンペーンを実施する。16社・32誌を対象に、書店の労力的負担を増やさない方法で、書店誘客と店頭の雑誌販売の活性化を目指す。
「CODE」は、インテージの子会社である㈱リサーチ・アンド・イノベーションが運営。商品購入時に得られるレシートと商品のバーコードを読み取ることで、ポイントを得たりプレゼントキャンペーンに応募したりできるアプリだ。
ポイントはdポイント、WAONポイントなどに変換して使用できる。登録ユーザー数は約300万人、バーコードの読込みによる商品登録数は月間約3700万件。
CODE内で、特定の商品を対象に、高いポイント付与数を設定する「クエスト」の対象に、次世代会議16社が各2誌ずつ選定した32誌を登録する。CODEユーザーの約7割が女性であることから、女性誌、婦人誌、生活情報誌などを多く選ぶ。
クエストの内容は、「先着300冊限定で100ポイントの付与」を想定している。ネット書店は対象から除外する。クエストの実施期間は、年末発売号までを対象とした来年1月末までの予定。