トーハン、4月からの新中期経営計画は「BEYOND」

仕事始めにあたる1月5日、近藤敏貴社長がメッセージを社員に向けて発信。今年4月からスタートさせる3カ年の新中期経営計画の名称は「BEYOND」だと発表した。
近藤社長は冒頭、大震災や航空機事故、海外の戦災などで不幸に遭った人々にお悔やみとお見舞いの言葉を述べ、「こうした中、社員の皆さんと再び仕事ができる有難さを深く感じている。休日返上で被災地に入っている皆も、くれぐれも事故に注意し、書店様の復旧応援に力を尽くしてほしい」と呼びかけた。
また、残り3カ月となった「REBORN」について、5年間で同社が取組んできたことは「今後の出版業界全体の発展にも寄与するものと確信している」と総括したうえ、新中期経営計画の名称は「BEYOND」だと発表。「REBORN」で生まれ変わった同社が、「すべての事業分野においてより高いレベルを目指し、『いま、この場所よりも、はるか遠くへ進んでいく』という意味を込めた」という。
「BEYOND」の詳細は「後日発表する」としつつ、「各事業本部がそれぞれに事業展開を本格化させ、互いに連携しながらグループ全体の成長を実現していくことになる」と説明した。