佐賀の和多屋別荘、第2回「三服文学賞」の応募作品を募集 大賞はご当地本に

佐賀・嬉野市の温泉旅館「和多屋別荘」が、第2回「三服文学賞」(協力=ひらく)の応募作品を募集している。
和多屋別荘は2022年11月、日本出版販売の企画・運営支援の下、施設内にブックカフェ「BOOKS&TEA 三服」を開業。さらに、三服や嬉野市にまつわるテーマで文芸作品を募る「三服文学賞」を創設した。2170作品の応募があり、大賞受賞者には「三服作家」として和多屋別荘に宿泊し、三服で執筆活動を行う権利が得られる「1年間のライターインレジデンス権」を贈った。
第2回では、「ライターインレジデンス権」に加え、「書籍化」も大賞賞品となる。三服や嬉野温泉周辺だけで購入できる〝ご当地本〟を制作する。
募集テーマは、「温泉」「お茶」「うつわ」「日本酒」「旅」「読むこと」「書くこと」のいずれか(複数テーマにまたがる作品の応募も可能)。形式は、小説、エッセイ、詩歌などジャンルを問わない(写真やイラストの使用は不可)。字数は2000字以内。
応募締切は3月17日(当日消印有効)。受賞作の発表は5月末予定。詳細や応募方法は「三服文学賞」ホームページから。
なお、同賞では「書く愉しみ」を応援するため、現役作家などによるワークショップやイベントも開催し、ホームページでアーカイブの配信も行っている。2月17日には三服で、『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)などの古賀史健氏による「日記から始める文章教室」を開催する。参加は無料。先着50人まで。詳細・申込みは同賞ホームページPeatixから。