中央社、営業・経常利益で減益に
8月17日、東京・板橋区にある本社で株主総会および取締役会を行い、2021年度5月期(21.6.1~22.5.31)決算と役員人事を決めた。総売上高は208億4850万円(前年比7.6%減)と減収。営業利益は3億5690万円(同8.5%減)、経常利益は1億6530万円(同11.9%減)。前年に計上した特別損失が当期になかったため、当期純利益は9230万円(同16.1%増)となった。
返品率は、「総合」で27.9%(同0.3ポイント増)と前年からわずかに悪化したが、3年連続で30%を下回った。
森岡憲司社長は、「6月からスタートしている22年度は同2%増の売上高と、1.5ポイント減の返品率を目標に掲げている」意欲をみせた。
役員人事については、片山秀樹常務が専務に昇任。江上浩氏は取締役を退いた。
【2022年8月18日更新】

中央社、7年ぶりの増収増益決算
8月17日、東京・板橋区にある本社で株主総会および取締役会を行い、2020年度5月期(20.6.1~21.5.31)決算と役員・執行役員人事を決めた。総売上高は約225億5790万円(前年比8.0%増)。営業利益3億9020万円(同65.1%増)、経常利益1億8770万円(同192.8%増)、当期純利益7950万円(同97.7%増)。7年ぶりの増収増益決算となった。雑誌扱いコミックスが好調のうえ、返品率を総合27.6%に圧縮して収益性を高めた。
役員人事では、山本章雄常務(60)が専務に昇任。早川和邦執行役員(48)が取締役に、取引経理部嘱託の岡田益男氏(70)が監査役に新任した。54年間にわたって同社に勤め、経営にも携わってきた大谷敏夫監査役は退任した。また、物流管理部長の木山良樹氏(53)は執行役員に新任した。
【2021年8月18日更新】

中央社、減収減益の決算
8月18日、東京・板橋区の本社で株主総会および取締役会を行い、その後2019年度(R1.6.1~R2.5.31)決算を発表した。総売上高は208億8610万円(前年比1.9%減)。第4四半期に新型コロナウイルスによる影響を受けて減収となった。しかし、「雑誌」部門は6年ぶりに前年を上回り、総合返品率は合計で29.9%(同0.2ポイント減)と改善。4年ぶりに20%台に復活した。しかし、輸送会社の運賃値上げなどにより、営業利益は2億3640万円(同1.7%減)、経常利益は6410万円(同15.3%減)、当期純利益は4020万円(同35.3%減)を計上して減益を余儀なくされた。
役員人事は全員重任した。
決算説明に当たった森岡憲司社長は「今年2月までは増収で堅調だったが、3・4・5月に新型コロナウイルスの影響を受けて減収となった」と悔しさを滲ませた。
【2020年8月18日更新】

中央社、森岡憲司氏が新社長に
8月19日、東京・板橋区の本社で株主総会および取締役会を行い、2018年度(H30.6.1~R1.5.31)決算と役員人事を確定した。総売上高は約212億9211万円(前年比2.1%減)。利益面では営業利益2億4040万円(同9.0%減)、経常利益7573万円(同10.6%減)、当期純利益6215万円(同23.3%減)で昨年に引き続き減収減益となった。役員人事では、森岡憲司執行役員専務(57)が代表取締役社長に新任。片山秀樹取締役(46)が常務に昇任。竹内純一執行役員(49)は取締役に新任した。また、加藤悟社長(68)、大谷敏夫専務(70)、外山義朗監査役(75)は退任。大谷氏は監査役に就いた。
【2019年8月20日更新】

中央社、減収減益決算に
8月17日、東京・板橋区の本社で株主総会および取締役会を行い、平成29年度(H29.6.1~同30.5.31)決算と役員人事を確定した。総売上高は約217億4864万円(前年比4.6%減)。定期誌やコミックなど雑誌部門が低迷して減収となった。利益面は、営業利益2億6408万円(同13.1%減)、経常利益8469万円(同30.2%減)、当期純利益8107万円(同30.7%減)。役員人事は、取締役全6人と執行役員全3人が重任。非常勤相談役だった風間賢一郎氏が退任した。
期中の新規店は8店(約90坪)、閉店は18店(約500坪)。期末時点の社員数は108人(前年比6人減)。
【2018年8月20日更新】

中央社、減収減益の決算
8月18日、東京・板橋区の本社で株主総会および取締役会を行い、平成28年度(H28.6.1~同29.5.31)決算と役員人事を確定した。総売上高は228億0600万円(前年比1.6%減)。「雑誌」が同5.2%減と落ち込んだ。返品率は計31.0%(同1.7ポイント増)。平成21年度以来、7年ぶりに30%を超えた。
その結果、営業利益は3億0400万円(同10.0%減)、経常利益1億2100万円(同20.7%減)、当期純利益1億1600万円(同23.7%減)となった。
役員人事では、山本章雄取締役が常務に昇任、江上浩執行役員が取締役に新任。取締役相談役の風間賢一郎氏と取締役の矢下晴樹氏、顧問の新谷喜代春氏が退任。風間氏は非常勤相談役に。また、仕入部長の岩﨑典彦氏が執行役員に新任した。
【2017年8月21日更新】

中央社、加藤悟専務が新社長に
8月19日、東京・板橋の本社で株主総会を行い、平成27年度(H27.6.1~同28.5.31)決算と役員人事を承認した。期中の総売上高は231億8255万円(前年比1.7%減)、利益面は営業利益3億3774万円(同12.0%減)、経常利益1億5313万円(同17.4%減)、当期純利益1億5323万円(同7.7%増)。減収増益決算となった。
役員人事では、加藤悟専務(65)が新社長に、大谷敏夫常務が専務に昇任。風間賢一郎社長は取締役相談役に就いた。また、片山秀樹執行役員は取締役に、顧問だった外山義朗氏は監査役に新任。監査役の小暮豊博氏と顧問の秋山秀俊氏は退任した。
【2016年8月19日更新】

中央社、6年ぶり減収決算
8月20日、東京・板橋の本社で株主総会および役員会を行い、平成26年度(H26.6.1~同27.5.31)決算と役員人事を確定した。総売上高は235億8132万円(前年比8.8%減)。営業利益は3億8397万円(同15.6%減)、経常利益は1億8543万円(同29.7%減)、当期利益は1億4223万円(同51.5%減)。雑誌部門は同3.4%減、書籍はコミック文庫やラノベの売れ筋新刊が少なく同8.8%減となった。返品率は総合で1.6ポイント増の29.5%。5年連続で30%を下回った。
役員人事は、執行役員専務だった加藤悟氏が専務取締役に新任。新谷喜代春専務は退任して顧問に就いた。また、足立良二氏が執行役員に新任、名古屋支店長兼戦略開発室部長に就いた。斎藤進氏(第三営業部長兼複合商品開発課長)は執行役員を退任した。
【2015年8月21日更新】

中央社決算、経常ベースで5年連続増益
8月21日、東京・板橋の本社で平成25年度(H25.6.1~同26.5.31)定時株主総会を行い、決算、役員人事案などを承認した。総売上高は258億5400万円(前年5.4%減)。利益面では営業利益4億5600万円(同3.2%増)、経常利益2億6300万円(同7.9%増)、当期利益2億9200万円(同20.1%増)。コミック部門が好調で「雑誌」売上げが同1.9%増。「書籍」が同1.1%減、「特品等」が同38.4%増。3部門の売上高は244億9300万で同2.3%増。しかし、取引先レンタル店の事務代行手数料が企業買収により同36.5%減となり、総売上高は減収となった。返品率は前年より1.2ポイント改善して27.9%。他の取次会社に比べて圧倒的に低い。
役員人事では、新谷喜代春常務が専務に、大谷敏夫取締役が常務に昇任。名古屋支店長の竹内文利氏が取締役に新任した。外山義朗専務は退任し、顧問に就いた。
【2014年8月21日更新】

中央社、増収増益の好決算。第三者割当増資へ
8月20日、株主総会と取締役会を行い、平成24年度(H24.6.1~同25.5.30)決算と役員人事を決めた。総売上高は273億1900万円(前年比0.4%増)で4年連続の増収。営業利益は4億4100万円(同9.0%増)、経常利益は2億4400万円(同1.5%増)、税引後当期純利益は2億4300万円(同113.2%増)。売上高を伸ばしながら、返品率は総合で前年と同じ29.1%を維持。販管費を同2.5%圧縮して好決算を果たした。
また、出版社、同業他社、書店、取引業者など8法人に対し、第三者割当増資の引受先を要請する。26万7000株を発行、1株205円。9月10日までに手続きを完了し、物流インフラの改修などに充てる。
【2013年8月20日更新】

中央社、4年連続で増収の見通し
7月7日に行われた第9回「共栄会」の席上、風間賢一郎社長が報告した。
売上高は「目標未達」としながらも前年比2.6%増で4年連続の増収、返品率は29.1%で昨年に続いて改善する見通しと伝えた。また、平成30年度に同社創立70周年を迎えることで、昨年から7年間の中長期経営計画を策定し、各施策に取り組んでいると話した。当日は会員書店など約100人が出席した。
【2013年7月8日更新】

中央社決算、3期連続で増収に
8月28日、株主総会及び取締役会を行い、平成23年度(H23.6.1~同24.5.31)決算と役員人事を決めた。売上高272億1900万円(前年比3.1%増)、営業利益4億0500万円(同30.3%増)、経常利益2億4000万円(同40.9%増)、当期純利益1億1400万円(同27.7%減)。
利益は営業・経常ベースで大幅増となった。しかし、2003年に中央社と中央社ブックセンターの適格合併による欠損金の繰越残がなくなり、1億円以上の法人税が発生して減益となった。
役員人事は、小暮豊博取締役が監査役に、佐藤誠三監査役が退任した。また、山本章雄氏(営業本部副本部長)が上席執行役員に昇任、竹内文利氏(名古屋支店長)が執行役員に新任した。
【2012年8月28日更新】

中央社、2年連続の増収増益
8月17日、株主総会および取締役会を行い、平成22年度(H22.6.1~H23.5.31)決算と役員人事を承認した。総売上高は264億1027万円(前年比2.4%増)、営業利益3億1120万円(同2.7%増)、経常利益1億7083万円(同10.5%増)、当期純利益1億5823万円(同2.7%増)。返品率も総合で29.3%(同0.8ポイント減)と30%を切って収益性を高めた。
役員人事では取締役6人が重任。顧問の土屋博功氏と監査役の剱持明敏氏が退任。佐藤誠三氏が監査役に就いた。執行役員は江上浩氏(経理部長)が新任した。
【2011年8月19日更新】

中央社決算、16年ぶりに増収増益
8月17日、本社で開いた株主総会で平成21年度(H21.6.1~同22.5.31)決算を確定した。総売上高257億8090万円(前年比5.6増)、営業利益3億0300万円(同40.4%増)、経常利益1億5460万円(同111.1%増)、税引後当期純利益1億5400万円(121.7%増)。増収増益は16年ぶり。
返品率は「雑誌」「書籍」「特品等」の全3分野で改善し、「総合」で30.1%(同2.8ポイント減)となった。
役員人事では取締役全員が重任。執行役員に関西支店長の山本章雄氏が新任した。また、部・課・係長人事では10人が昇格した。
【2010年8月19日更新】

中央社決算、減収減益。風間氏が8代目社長に
8月17日、東京・板橋の本社で株主総会および取締役会が行われ、決算・役員人事を決めた。総売上高は244億1130万円(前年比7.0%減)、営業利益2億1580万円(同49.0%減)、経常利益7320万円(同47.1%減)、当期純利益6940万円(同45.6%減)。「雑誌」が同8.2%減、「書籍」が同6.1%減と主力2部門が大幅に減少。返品率を総合で同2.1ポイント改善して販管費を抑制したが、利益はおよそ半減した。役員改選では、8月3日に執行役員副社長に就いていた風間賢一郎氏(65)が代表取締役社長に新任。外山義朗常務が専務に、新谷喜代春取締役が常務に昇任した。正能康成社長は退任した。
【2009年8月17日更新】

中央社、新社長に正能氏
8月18日、株主総会を行い、決算概況を発表した。売上高262億4094万円(前年比2.0%減)、営業利益4億2322万円(同5.0%減)、経常利益1億3852万円(同24.0%減)、税引前当期純利益1億2825万円(同28.3%減)。書籍部門の売上げが同3.7%増と好調。返品率も総合で35.0%となり0.2ポイント改善した。
役員改選では正能康成氏(52)が新社長に、矢下晴樹氏(59)が取締役に新任。前社長の土屋博功氏(66)は退任し、非常勤顧問に就いた。
【2008年8月18日更新】

中央社、微減収増益の決算
8月17日、株主総会を開き決算概況を発表。売上高267億7200万円(前年比0.1%減)、営業利益4億4500万円(同11.3%増)、経常利益1億8200万円(同11.5%増)、税引前当期純利益1億7800万円(同24.6%増)。書籍、雑誌、特品の主要3部門の売上げは前年とほぼ同額の実績で、12年ぶりに前年比100%を確保。その他の営業収入で微減となったが総売上はほぼ前年並みで推移した。返品率は総合で0.1ポイント改善して、各利益は二桁増で伸長した。
【2007年8月17日更新】

中央社、減収減益の決算
8月17日午前10時、東京・板橋の本社で定時株主総会を行った。売上高266億4112万円(前年比0.6%減)、営業利益4億0017万円(同15.7%減)、経常利益1億6354万円(同32.4%減)、税引き前当期利益1億4369万円(同33.1%減)。なお、役員人事は行われず、相談役の秋山秀俊氏が顧問に就いた。
【2006年8月17日更新】

中央社決算、2年連続の大幅増益 新社長に土屋氏
売上高269億7000万円(前年比3.2%減)、営業利益4億7400万円(同32.3%増)、経常利益2億4100万円(同97.5%増)、当期純利益2億1400万円。9年連続の減収だったが、コストの削減から利益を捻出した。役員人事では、土屋博功副社長が社長に、小暮豊博執行役員が取締役に就任した。秋山秀俊社長と引野喜三専務は退任。秋山氏は相談役に就いた。
【2005年8月19日更新】

中央社、実質的に過去最高水準の利益確保
平成16年5月期決算は売上高が137億1900万円となった。利益面では営業利益が1億8800万円、経常利益が7400万円、当期純利益は8600万円。昨年12月1日に子会社の(株)中央ブックセンターと合併したため、決算数字は半期分で前期実績との比較はできない。しかし、作業などの効率化に伴う経費削減の結果、期間利益としては過去最高益に近い当期純利益を計上した。
【2004年8月17日更新】

中央社上半期(平成15年6月~同11月)決算、増収大増益に
売上高141億3490万円(前年比13.2%増)、営業利益1億7000万円、経常利益4760万円、税引前当期利益13億5600万円、純利益13億5500万円。昨年11月末に時価会計に移行し、本社、名古屋、営業倉庫などの評価益が数十億円になった。すべての不良債権処理も終え、なお13億円余の利益を残した。昨年12月1日には子会社、中央ブックセンターに吸収されるかたちで合併している。
【2004年3月29日更新】

中央社、赤字決算に
8月26日、本社で定時株主総会を開催。売上高250億7011万円(前年比10.9%減)、営業利益2億0732万円(同13.7%減)、経常利益455万円(同91.7%減)、当期純損失2744万円。民事再生法を申請した宝船の第三者割当の株式、3200万円を特別損失でおとし、赤字となった。
【2003年8月26日更新】

中央社、減収増益の決算に
8月27日午前10時から株主総会。売上高は前年比3・9%減の281億5000万円余。営業利益は同30%増の2億4000万円。経常利益は前年の10倍以上となる5900万円を計上した。当期利益は574万円。引野専務に代表権が就き、秋山社長とともに2代表制となった。
【2002年8月27日更新】

中央社、株主総会を開催
新社長に秋山秀俊氏。売上高は前年比6.7%減で減収減益。
【2001年7月30日更新】