有隣堂、減収減益の決算
11月25日開催の株主総会で第70期(2021.9.1~22.8.31)決算と役員人事を確定した。売上高は522億1640万円(前年比22.0%減)。利益面では、営業利益6億1380万円(同27.4%減)、経常利益5億1410万円(同36.3%減)、当期純利益3億1340万円(同16.3%減)。前年は「GIGAスクール構想」によるタブレットの特需があり、過去最高売上高を計上。当期はその反動から減収となった。
4人の取締役は全員再任した。
【2022年11月28日更新】

有隣堂決算、過去最高売上げに
11月26日、株主総会および取締役会を行い、第69期(2020.9.1~21.8.31)決算と役員人事を承認した。売上高は過去最高額となる668億6600万円(前年比29.8%増)を計上。「書籍」「雑誌」など13部門中11部門で前年実績を上回った。営業利益は8億4500万円(同228.1%増)、経常利益は8億0600万円(同381.4%増)、当期純利益は3億7400万円(前年は3億6000万円の損失)と増収増益となった。
昨年は4月の緊急事態宣言を受けて38店舗中36店舗ほか音楽教室の休業を余儀なくされ、損失決算になったが、今期はその反動もあって黒字転換。外商部門で、「GIGAAスクール構想」によるタブレット端末の案件を獲得し、全社売上げを押し上げた。
役員人事は全員が再任された。
【2021年11月30日更新】

有隣堂、4年ぶりの赤字決算
11月25日、株主総会および取締役会を行い、第68期(2019.9.1~20.8.31)決算と役員人事を承認。売上高は514億9700万円(前年比4.1%減)。営業利益は2億5700万円(同45.3%減)、経常利益は1億6700万円(同53.3%減)、当期純損失は3億6000万円(前年は1億5100万円の利益)。
期中は、緊急事態宣言が発出された翌日、4月8日から書店38店舗中36店舗ほか、音楽教室でも休業を余儀なくされ、売上げに大きな影響が出た。「書籍類」売上げは同約11%、「雑誌」は同約17%減少。それでも「什器・内装」が同70%以上、「OA機器」「通販商品」も好調に推移した。営業・経常利益は確保したものの、休業中の固定費など3億9200万円を特別損失に計上したことで、当期純利益は損失となった。
役員人事では取締役全員が任期満了となり、改めて4人の取締役が選任された。
【2020年11月26日更新】

有隣堂、増収増益決算に
11月26日に開催した株主総会で、67期(H30.9.1~R1.8.31)決算を確定した。
売上高は536億5500万円(前年比3.7%増)。分野別には、「書籍類」が175億5500万円(同0.5%減)、「雑誌」が40億3500万円(同0.6%増)とほぼ前年並み。その他、「雑貨類」「教材類」「OA機器」「通販商品」などが前年実績を上回った。
営業利益は4億7000万円(同37.4%増)、経常利益は3億5800万円(同18.2%増)。当期純利益は1億5100万円(同25.8%増)となった。
役員人事では、小藤真氏が取締役に新任した。
【2019年11月28日更新】

有隣堂、売上高517億円(前年比1.9%増)に
11月27日、横浜・戸塚区の営業本部ビルで株主総会および取締役会を行い、66期(H29.9.1~同30.8.31)決算と役員人事を決めた。売上高は517億3700万円(前年比1.9%増)。営業利益は3億4200万円(同2.4%減)、経常利益は3億0300万円(同21.9%増)。当期純利益は期中、減損会計処理を行ったため、1億2000万円(同48.3%減)と減少した。期末時点の店舗数は45店。
役員人事では4人の取締役全員が再選。小嶋明夫氏が常勤監査役に新任。監査役の高木明朗氏は退任した。
【2018年12月5日更新】

有隣堂66期決算、経常ベースで増収増益の見通し
11月15日、横浜・中区のホテルニューグランドで第62回「浜有会」を行い、松信裕社長が第66期(H29.9.1~同30.8.31)決算概要について説明した。期中、店売事業本部の売上げは前年実績を下回ったものの、官需営業部、オフィス営業部、ライフサポート部などの売上げが高まり増収。関連子会社3社の合計売上げは過去最高額を計上した。利益面では経常利益ベースで増益。しかし、減損会計処理により当期純利益は減益になる見通し。具体的な決算内容については11月27日に行われる株主総会の後、発表される予定。
当日は、松信健太郎専務が第11次中期経営計画を発表した。
【2018年11月19日更新】

有隣堂、増収増益決算
11月28日、株主総会と取締役会を行い、第65期(H28.9.1~同29.8.31)決算と役員人事を承認した。売上高は505億7800万円(前年比2.4%増)で増収。「書籍」「雑誌」はそれぞれ同3.4%減と前年を下回ったが、「雑貨」「教材」などの販売が好調。販管費を同0.8%圧縮した結果、営業利益3億5000万円(同91.0%増)、経常利益2億4800万円(同168.5%増)、当期純利益2億3100万円(前年は1億0600万円損失)を計上。増収増益決算となった。
役員人事では、店売事業本部長の進藤哲夫氏が取締役に新任。渡辺泰常務が退任して特別顧問に就いた。顧問の小澤真二氏は11月30日付で退任する。
【2017年11月28日更新】

有隣堂、来年3月に8業種複合マーケット開店
2018年3月29日、東京・千代田区に開業する商業施設「東京ミッドタウン日比谷」に、8業態の複合店舗「HIBIYA CENTRAL MARKET」をオープンする。11月13日、横浜・中区のホテルニューグランドで行われた第61回「浜有会」で松信裕社長が発表した。「アパレル」「雑貨」「理容室」「眼鏡店」「ビストロ」「コーヒースタンド」「書籍スタンド」「イベントスペース」をマーケットのイメージで集結させ、同社が運営していく。今後、業態ごとにスペシャリストを雇用して、新たな事業展開に挑む。書籍スタンド以外は有隣堂という屋号は使用せず開店する。
第65期(H28.9.1~同29.8.31)決算は増収増益。自己資本比率も高まり、財務強化した。売上高、利益、役員改選については、11月28日に開催する株主総会の後、発表される見通し。
【2017年11月16日更新】

有隣堂、増収増益の第63期決算
第63期(H26・9・1~同27・8・31)の売上高は前年比3・9%増の524億1500万円となり、前期に比べ約20億円を積み増した。「OA機器」部門がパソコン納入などで伸長した結果、同32・0%増となったことが増収の主要因。利益面は人件費を中心とした販管費を1億2000万円圧縮するなどした結果、営業利益が4億9700万円(前年比7・8%増)、経常利益が3億7400万円(同28・5%増)となり、当期純利益は1億4400万円(同97・1%増)と倍近い伸びを示した。自己資本比率は13・2%、6年連続の向上。
役員改選では松信裕社長以下、取締役5人全員を再任した。なお、松信健太郎専務は9月1日付で常務から専務に昇任している。期中の新規店は「STORY STORY」と「トレアージュ白旗店」の2店、また3店をリニューアルした。11月25日開催の定時株主総会で決算諸案は可決承認された。
【2015年11月27日更新】

有隣堂、増収増益決算に
11月12日、横浜・中区のホテルニューグランドで第59回「浜有会」を行い、松信裕社長が第63期(H26.9.1~同27.8.31)決算と事業活動について報告。増収増益決算となった。売上高などの数字については11月25日に行われる株主総会後、マスコミに発表する。
店売事業部とライフサポート部は減収したものの、官需営業部、オフィス営業部、書籍外商部の売上げが伸長して増収決算に貢献した。店売事業部では書籍・雑誌の売上げが低迷し、日販からの仕入れ額も減少、取引先全体からみる日販の仕入れ占有率も約4ポイント減少したようだ。松信社長は来店客が減少し、新規店の依存度が高まっている傾向が続く状況について「由々しき問題」とし、重く受け止めた。当日は取引先や出版関係者など約260人が出席した。
【2015年11月16日更新】

有隣堂決算、500億円台キープも減益に
11月25日開催の第62期定時株主総会で、2014年8月期決算を確定した。売上高は前年比0.4%増の504億0500万円と目標額をクリア、販管費も前年並みに抑えたものの、売上構成比の変化の影響を受け、各段階で減益となった。利益面は営業利益が4億6000万円(前年比18.4%減)、経常利益が2億9100万円(同35.8%減)。店舗の改装・移転などによる棚や什器の固定資産除却損など1億4000万円を特別損失に計上した結果、当期純利益は7300万円(同68.8%減)と大幅な減益を余儀なくされた。
分野別ではアスクルなど「カタログ商品」や公共図書館の運営など「受託業務」が売上げに貢献した。シェアが高い「書籍類」は前年比1.5%減、「雑誌」は同2.9%減と業界水準を上回ったが、前年並みには届かなかった。松信裕社長以下、全役員が重任した。第63期は売上高、営業利益ともに前期と同水準を目標に掲げている。
【2014年11月25日更新】

有隣堂、松信健太郎取締役が常務に昇格
11月26日、株主総会および取締役会を開き、松信健太郎取締役を常務に昇格させる役員人事を決めた。第61期(H24・9・1~同25・8・31)の売上高は前年比2・2%減の500億0800万円。
アスクルなど「カタログ商品」(前年比2・0%増)や低シェアだが「教材類」(同30・6%増)などが前年をクリアする一方、「OA機器」(同6・5%減)やシェアの高い「書籍類」(同1・8%減)などが振るわず、500億円台を死守したものの、減収となった。販管費を約1%圧縮したが、利益面は営業利益が5億6400万円(同24・7%減)、経常利益が4億5300万円(同27・5%減)、当期純利益が2億3500万円(同24・5%減)と減益を余儀なくされた。期中、町田モディ店、長津田店、武蔵小杉東急スクエア店の3店を出店した。
【2012年11月27日更新】

有隣堂決算、売上高513億円で最終利益は増益に
2012年8月期(第60期)の連結決算を発表。売上高は513億1100万円(前年比1.3%増)、書籍・雑誌は横ばいだったが、アスクルを中心とした企業向け通販事業が好調で、全体を牽引した。
営業利益は7億4900万円(同11.2%減)、経常利益は6億2400万円(同12.8%減)。社員ボーナスの増額、テラスモール湘南店などの出店が主な要因。当期順利益は法人税等調整額の影響などから3億1100万円(同60.4%増)と大幅に伸長した。
役員人事は小澤真二取締役が常務に昇任。松信健太郎氏(店売事業本部長)と永井謙史氏(経営管理本部長)が取締役に新任した。
【2012年11月27日更新】

有隣堂、60期決算は増収増益
このほど、第56回「浜有会」を行い、松信裕社長が第60期(H23.9.1~同24.8.31)決算の見通しを報告した。売上高が堅調に推移し、最終利益も前年実績を上回った。自己資本比率も高めたという。チェーン32店のうち6店で売上げを伸ばした。オフィス営業部は3年連続で増収増益の見通し。
当日は取引先を集め、松信社長が約1時間20分にわたり社業を報告。今回から主要出版社も招き、総勢250人が参集した。
【2012年11月9日更新】

有隣堂決算、過去5年で最高の最終益1億9400万円
11月25日開催の定時株主総会で2011年8月期決算を確定。売上高は前年比6・6%減の506億3700万円。前期の学校ICT特需30億円が今期はなく、東日本大震災の計画停電などの影響で、減収を余儀なくされた。
営業利益は8億4300万円(前年比3・4%減)、経常利益は7億1500万円(同1・8%減)。販管費を1億5100万円圧縮。特損の減少で当期純利益は1億9400万円(同280・7%増)と大きくブラス。また、借入金を約5億円圧縮し、財務体質の改善を図った。
【2011年11月25日更新】

有隣堂、大幅増益の決算に
2010年8月期決算は売上高は前年比0.7%増の541億8200万円、営業利益は同55.2%増の8億7300万円、経常利益は同100.8%増の7億2900万円、当期純利益は同73.5%増の5900万円となった。
売上高の内訳は、書籍が同4.3%減の217億3400万円、雑誌が同0.2%増の53億0200万円。そのほか、売上構成比の高いOA機器が同9.8%増の116億9300万円、カタログ商品が同0.5%増の76億5600万円となった。期中には書籍・文具店3店を出店し、2店を閉鎖。1店を移転した。
【2010年11月16日更新】

有隣堂決算、微減収も営業・経常利益が二桁増
このほど、第56回「浜有会」を行い、松信裕社長が第60期(H23.9.1~同24.8.31)決算の見通しを報告した。売上高が堅調に推移し、最終利益も前年実績を上回った。自己資本比率も高めたという。チェーン32店のうち6店で売上げを伸ばした。オフィス営業部は3年連続で増収増益の見通し。
当日は取引先を集め、松信社長が約1時間20分にわたり社業を報告。今回から主要出版社も招き、総勢250人が参集した。
【2009年11月30日更新】

有隣堂、主力の本が前年並みで増収増益の決算
平成20年8月期(第56期)の連結業績は売上高が前年比1.8%増の546億5900万円。売上げの半分以上を占める書籍・雑誌が前年並みをキープする一方、OA機器やアスクル経由の文具販売がともに5%以上伸長した結果、増収を確保。利益面では新規店4店、リニューアル5店の一時費用などがかさんだため、営業利益が4億9800万円(前年比4.8%減)、経常利益は2億9300万円(同16.8%減)と減少。また、保有株式の売却益1億5200万円などを特別利益に繰り入れた結果、当期純利益は1億3600万円(同3.0%増)となった。
【2008年12月1日更新】

有隣堂、減収も最終利益増の好決算
平成19年8月期連結決算は売上高が前年比1.2%減の536億4500万円。文具通販事業が2桁以上伸長し、書店事業のマイナス分をカバーするも前年を下回った。利益面は営業利益5億2300万円(前年比3.8%減)、経常利益3億5100万円(同0.9%減)。市内遊休地の売却益5000万円など5400万円を特別利益に繰り入れる一方、閉店費用1億1600万円など1億4700万円を特損に計上した結果、当期純利益は1億3200万円に。当期は横浜西口コミック王国や戸塚モディ店など5店を開店、4店を閉店。
【2007年11月30日更新】

有隣堂、増収減益で赤字決算に
平成18年8月期決算は売上高が前年比4.1%増の542億6500万円。外商部門が順調、新規店の投入も貢献。営業利益は5億4300万円(前年比15.2%減)、経常利益が3億5500万円(同20.0%減)。
出店費用などが利益を圧迫した。減損会計の適用などで特別損失4億2400万円を計上、4200万円の当期純損失となった。役員人事では専務の笹島克彦氏が退任した。
【2006年11月29日更新】

有隣堂、増収増益の決算
平成17年8月期決算では、売上高519億4000万円(前年同期比3.3%増)、営業利益6億4095万円(同20%増)、経常利益4億4363万円(同26.7%増)、当期利益1億0526万円(同5%増)。既存店舗が堅調に推移し、官需営業、オフィス営業部門が業績を伸ばした。
【2005年11月29日更新】

有隣堂、増収増益の決算
平成17年8月期決算では、売上高519億4000万円(前年同期比3.3%増)、営業利益6億4095万円(同20%増)、経常利益4億4363万円(同26.7%増)、当期利益1億0526万円(同5%増)。既存店舗が堅調に推移し、官需営業、オフィス営業部門が業績を伸ばした。
【2005年11月29日更新】

有隣堂、増収減益の決算
平成15年8月期(第51期)決算では、売上高が前期比1・2%増の493億6300万円、経常利益が5億9300万円(同3・0%減)、当期純利益は1億6500万円(同13・2%減)。退職給付引当金などの影響で当期純利益が縮小した。第48期から3期連続で増収増益であった同社だが、当期は増収微減益の決算となった。
【2003年11月28日更新】

有隣堂、3期連続で増収増益の決算
売上高487億8800万円(前年同期比2.7%増)、営業利益8億4200万円(同7.1%増)、経常利益6億1000万円(同14.7%増)、当期利益1億9000万円(同89.1%増)。来年4月には六本木再開発地区に六本木店を約150坪で出店する予定。
【2002年12月5日更新】