第13回「静岡書店大賞」、実石沙枝子氏が初の2部門受賞

第13回「静岡書店大賞」の授賞式が12月2日、静岡・駿河区のホテルグランヒルズ静岡で行われ、「小説部門」で実石沙枝子『扇谷家の不思議な家じまい』(双葉社)、「映像化したい文庫部門」で同氏の『踊れ、かっぽれ』(祥伝社)が大賞を受賞した。同一作家による2部門での受賞は初めて。
その他の受賞作は次の通り。
【児童書名作部門】五味太郎『きんぎょがにげた』(福音館書店)
【児童書新作部門】大賞=江口絵理文・かわさきしゅんいち絵『クジラがしんだら』(童心社)、2位=安部結『どろぼうジャンボリ』(ほるぷ出版)、3位=さかとくみ雪『ライオンのくにのネズミ』(中央公論新社)
同日、同会場で「しぞ〜か本の日! 書店大商談会」も開催。出版社・メーカーなど120社が出展し、書店員・図書館員など約160人が参加。会場でスタンプラリーも行い、終始賑わった。

写真=静岡書店大賞の記念撮影