第123回 ワークショップ集のご紹介

出版文化産業振興財団(JPIC)は、読書を通じた生涯学習の推進ならびに読書活動の推進のため、「JPIC読書アドバイザー養成講座」を開催している。毎期カリキュラムを更新することで出版業界のトレンドを取り入れつつ、本と読書の魅力を掘り下げる講座を提供してきた。学生、公共・学校図書館関係者、書店・出版社・取次などの出版関係者のほか、本や読書に興味がある様々な属性の方が参加している。

読書推進の課目を受けもち6年目となる今回、はじめて講義とワークショップの2コマを担当させていただいた。

これまでのNPO法人読書の時間の活動事例に加え、そこに至った背景と、僕たちが考える「変化の時代だからこそ、本に関わる皆が一丸となり、子どもたちに読書がもつ力をアピールすること」の大切さをお伝えさせていただいた。

同法人では昨年、全国各地で実施してきた読書推進活動「読書の時間」のワークショップをまとめた「本との出合いを楽しもう ワークショップ集」を作成した。ワークショップを解説するとともに、実際に使用するシートなどを自由に使っていただけるよう、それらをダウンロードできるQRコードも掲載している。

読書アドバイザー養成講座が、はじめての関係者以外へのプレゼンの場であった。どのような感想をもらえるか心配していたが、講義終了後、多くの受講者から「持ち帰って実践してみたい」とお声がけいただいた。必要と思ってくださる方々のお手元に届けるための準備を急がねば、と思った次第である。

(本紙「新文化」2026年2月5日号掲載)

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