新潮文芸振興会は5月14日、都内で第39回「三島由紀夫賞」と「山本周五郎賞」の選考会を行い、三島賞に豊永浩平『はくしむるち』(講談社)、山本賞に蝉谷めぐ実『見えるか保己一』(KADOKAWA)を選出した。
同日に行われた会見で蝉谷氏は「(全盲の国学者の)塙保己一を描きたいという想いがあった。初めての史実小説だったが、受賞したことで、作家としての背骨になる作品になった」と語った。同氏は同23・24日に紀伊國屋ホール(東京・新宿区)で開催する日本文藝家協会主催の文士劇にも出演することが決まっている。
写真=左から蝉谷氏と豊永氏

