■「新文化」最新号の1面特集は、【「地元だからできる」図書館取引/諏訪郡市書店組合6市町村でプロジェクト「諏訪モデル」取組み】
長野県の諏訪郡市書店組合は2018年から、公共図書館に対して地元書店からの資料購入を促すプロジェクト「諏訪モデル」を開始。6市町村に働きかけてきた。岡谷市では現在、笠原書店から書籍の9割超を購入するなど成果を上げる。「地元でもできる。地元だからこそできる」をモットーに、迅速な納品や地域に資する施策を実現させてきた。その経緯や実践法を笠原新太郎社長に聞いた。(本紙・勝本育実)
■最終面特集は、【青森の老舗書店「成田本店」117年の歴史】
117年の歴史をもち、青森を代表する書店・成田本店。その旗艦店であるしんまち店(青森市)は、年輩の女性を中心とした常連客に愛され、支えられてきた。郷土関係のフェアを企画し、支店でも独自の取組みを行っている。同社の歴史について成田耕造会長、しんまち店の現状について栃木史穂店長に話を聞いた。(南陀楼綾繁)