10月24日、東京・千代田区の神保町Book House Cafeで授賞式が行われた。同大賞の主催者は、読書インフルエンサーのぶっくま氏などで構成する実行委員会。これまで刊行されたすべての書籍を対象に、読者投票により7点の大賞作を決めた。1次投票で1399件の投稿があり、2次選考に残った47点から最も投票数の多い作品を大賞にした。最終的にのべ3761人が投票した。
大賞作は次の通り。「ビジネス」部門=まひろ『ぼくは今日も定時で帰る』(ダイヤモンド社)、「小説」部門=山口未桜『禁忌の子』(東京創元社)、「知の扉がひらくで賞」=末吉宏臣『発信をお金にかえる勇気』(きずな出版)、「世界の見え方、変わるで賞」=鈴木俊貴『僕には鳥の言葉が分かる』(小学館)、「この気持ちシェアしたいで賞(ビジネス)」=pato『文章で伝えるときいちばん大切なものは、感情である。』(アスコム)、「同(小説)=宮島未奈『婚活マエストロ』(文藝春秋)、「発掘」部門=白蔵盈太『一遍踊って死んでみな』(文芸社)。
