来年5月の連休明けをめどに、北海道におけるセイコーマートの雑誌返品について現地古紙化処理を開始する。北海道・北広島市にある㈱セイコーフレッシュフーズの大曲センターに業務委託して運営する。現地古紙化の対象は、セイコーマート1125店で発生した定期誌とムックなどの「雑誌」。年間で300万冊程度になる見込み。返品運賃の低減と、入帳リードタイムの短縮を図る。
12月12日、東京・新宿区の本社で出版社向け説明会を行った。27年度には帳合の垣根を超えて道内の書店も対象にする予定で、他のコンビニについても同様に処理していく考え。トーハンの田仲幹弘副社長は出版社関係者に「小売店の支援」の理解を求めた。
