DNPの書籍流通センター、10月からトーハン桶川センター内で稼働へ

トーハンと大日本印刷はこのほど、東京・赤羽にあるDNP書籍流通センター(北区、以下「赤羽SRC」)をトーハン桶川センター(埼玉・桶川市)内へ移管し、「桶川書籍流通センター(桶川SRC)」として関連する取組みを拡大することについて合意した。
桶川SRCは、トーハン桶川センター5階で10月から稼働する予定。移設は順次進め、来年1月に完了する見込みだ。床面積は1200坪。
現在の赤羽SRCはDNPと丸善ジュンク堂書店が共同で整備し、DNPグループ書店を対象に運用している。店頭在庫補充機能と通販対応機能をもち、最短で受注翌日の出荷が可能だ。桶川SRCでは、連携する書店と、在庫データを連携する出版社の拡大を進める。
また、桶川SRCではプリント・オン・デマンド製造による出荷も行う。「商品供給リードタイム」と「出荷可能なラインアップ」の両面からマーケットの需要に応え、読者が読みたい本を読みたいときに入手できる環境を整備していく。