JPO、雑誌JANコードの運用見直しへ

日本出版インフラセンター(JPO)は、「定期刊行物コード(雑誌)」(雑誌JANコード)の運用方法を見直す。2026年発行の雑誌から、JANコードの4桁目に設定されている「予備コード」を活用。26年に発行する雑誌の場合、予備コードに西暦年下2桁目の「2」を設定し、12桁目の年号コードに設定している西暦年下1桁の「6」と合わせて、同年の下2桁を区別できるようにする。
運用の見直し理由についてJPOは、ネット通販で雑誌が長期間販売されるようになり、商品情報の重複や商品の誤認が発生していること、19年から国際的な商品識別コード(GTIN)の再利用が停止されたことを挙げている。具体的な施行日は、関係団体との協議を経て決定する。