【最新号案内:11月30日号】鼎談:「常備寄託」をより活用するために/オーム社・村上和夫氏、丸善出版社長・池田和博氏、紀伊國屋書店新宿本店長・星真一氏

■「新文化」最新号の1面特集は、【鼎談:「常備寄託」をより活用するために/オーム社社長、工学書協会幹事長・村上和夫氏/丸善出版社長、自然科学書協会理事長・池田和博氏/紀伊國屋書店新宿本店長・星真一氏】
業界3者の取引には「委託」「注文」「買切」のほか、「常備寄託」がある。常備寄託は出版社が書店に出先在庫として貸与する取引で、書店の精算は1年後。書店は「売れた本は必ず補充注文する」ことを約したうえ、仕入れ資金の負担なしに販売できるメリットがある。常備は長年にわたり多くの出版社や書店で活用されてきたが、書店数が減るなかで常備店数も減少傾向にある。いま、改めてこの制度をさらに活用できないか--。オーム社の社長で工学書協会の幹事長を務める村上和夫氏、丸善出版の社長で自然科学書協会の理事長である池田和博氏、紀伊國屋書店新宿本店の星真一店長に、現状や課題について話してもらった。(聞き手=本紙・丸島基和)

■最終面特集は、【いまの読者に届く人文書を/学術系版元「文学通信」代表取締役・岡田圭介氏に聞く】
2018年に創業した㈱文学通信は、日本語・日本文学分野を中心に、幅広い分野の人文書を刊行している。「ポップな編集者である」という精神を大事に、「今の読者に届く人文書」をつくる。ブログやSNSでは学会情報を発信しており、新たな仕事にも繋がっている。学術系版元の新たな方向性について、代表取締役の岡田圭介氏に聞いた。(南陀楼綾繁)

>>今週号のヘッドライン一覧はこちら

>>各記事のつづきは本紙、デジタル新文化をご覧ください